ホンダ次期「N-VAN」は2024年前半に登場か!? まさかの「100万円台」で軽電動モデルを投入表明
ホンダは、2022年4月12日に日本市場での戦略も含めた今後の四輪電動ビジネスの取り組みについて会見をおこないました。今後発売される100万円台の軽商用EVについても言及されましたが、いったいどのようなモデルなのでしょうか。
次期「N-VAN」はEV化する?
2022年4月12日、ホンダは今後の四輪電動ビジネスの取り組みに関する会見を実施し、日本市場でのEV用電池の戦略(軽EV向けをエンビジョンAESCから調達)も含めた計画を明らかにしました。
このなかで、2024年前半に軽商用EVを投入するという商品戦略をあきらかにしましたが、どのようなモデルが登場すると考えられるのでしょうか。

ホンダは、2021年4月23日の三部社長就任会見において、2024年に軽自動車のEVを投入すると明らかにしていました。
それから1年が経った前述の発表において、乗用モデルではなく商用モデルが先に展開されること、さらに100万円台の販売価格で投入されることが明らかになりました。
なお、日本市場においては軽商用EVの後にパーソナル向けの軽EV、SUVタイプのEVを適時投入すると明らかにしています。
2024年は、ホンダの軽商用バン「N-VAN」の発売(2018年)から6年が経ったタイミングとなるので、次期N-VANのEV仕様として投入されることも考えられる状況です。
会見では軽商用EVのイメージ図(シルエット)も表示され、N-VANのような箱型ボディが示唆されています。
※ ※ ※
現行モデルのN-VANは、セミキャブオーバー型だった前身モデルに対し、軽ボンネットバンのスタイルで登場。「N-BOX」に代表されるホンダの「Nシリーズ」としては初の商用モデルでもあります。
背の高い箱型ボディや、後席両側スライドドアを採用する点はN-BOXと共通しますが、助手席側の前後ドアの間にピラーがないセンターピラーレスを採用。
これにより、大開口幅を生かして助手席側から大きな荷物を積載できるなど、N-VANならではの使い勝手を実現しました。
2021年2月にはN-VANとして初めての改良(一部改良)を実施し、「フレームレッド」「サーフブルー」といった新ボディカラーの追加や安全装備の拡充がおこなわれています。
2024年に登場する軽商用EVが、N-VANの美点をどれほど受け継いで登場するのかにも注目が集まります。
それではここでクイズです。
2018年に生産終了したN-VANの前身モデルの車種名として正しいものは、次のうちどれでしょうか。
【1】アクティ バン
【2】ライフ
【3】ステップバン
【4】モビリオ
※ ※ ※
正解は【1】の「アクティ バン」です。
アクティ バンは1979年に初代モデルが登場。2018年の生産終了まで、40年近い歴史を重ねた軽バンとなります。
ちなみに最終となった3代目アクティ バンは歴代の中でもとくに生産期間が長く(1999年から2018年)、N-VANはホンダの軽バンとしても19年ぶりの新型車となりました。
※クイズの出典元:くるまマイスター検定
Writer: くるまのニュース編集部
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