スズキが「ジムニー車中泊」を提案!? 快適アウトドア可能な純正グッズがスゴイ! 車中泊層向け用品も充実していた
スズキの小型四輪駆動車「ジムニー」「ジムニーシエラ」は、世界最小のボディサイズながら、アレンジ次第では車中泊も可能だといいます。メーカー自ら、純正アクセサリーで実証してくれました。
シートアレンジと純正アクセサリーでフラットな寝室が爆誕!?
スズキの小型四輪駆動車「ジムニー」「ジムニーシエラ」(以下ジムニー)といえば、世界最小級のサイズながら、圧倒的な悪路走破性を備える本格クロカンです。
そんな小さなジムニーでも、しっかり車中泊できるといいます。本当に寝ることができるのでしょうか。
狭い林道でもスイスイいけるコンパクトサイズのジムニーですが、その分室内空間はミニマムです。しかし小さいながらも、しっかり車中泊をたのしむことができます。
このことはスズキの純正アクセサリーのラインナップからも確認できます。ジムニー純正「アクセサリーカタログ」では、バックドアを開けた車内で、助手席側にシュラフ(寝袋)を展開した写真が載っています。
そもそも小さなジムニーの室内で車中泊をたのしむためには、シートアレンジをする必要があります。
まず助手席ヘッドレストを外してシートを後倒しします。そして後席を前倒しすると、ほぼフラットな空間が誕生するのです。荷室の長さも180cm程度確保されるので、確かに大人でも寝ることができそうです。
しかしそのまま寝ようとすると、ちょうど背中のあたりがデコボコしてしまいます。シートの形状に凹凸があるためです。
そこでカタログ写真をあらためて見てみると、シュラフの下に何かマットらしきものが敷かれていることがわかります。
敷かれているのは、スズキ純正のアクセサリー「リラックスクッション」(2万5850円・価格は消費税込み、以下同)です。メーカー自ら、車中泊層に向けた装備を用意していました。
サイズは全長210cm、幅54cm、厚さ2cm。ウレタン製のクッション材でできています。
リラックスクッションは運転席側で使うこともできるので、左右で2枚用意すれば、最大2名の車中泊もできなくはなさそうです。
ただし運転席にはハンドルが張り出しているので、大柄な人では収まらない可能性があります。購入前に実車で確認したほうがよいでしょう。
リラックスクッションはロール状に丸めベルト留めすればコンパクトになるので、ジムニーのミニマムな荷室でも余裕で収まります。
ジムニーでの車中泊を考えているなら、必須アイテムとなりそうです。
意外とイケるかも。記事中の「荷室の長さも180cm・・・」ですが、荷室じゃなくて「前席を倒した状態でダッシュボードから最後部までの内寸」って事ですよね。