「税金を下げることはできないの?」 家計圧迫の「ガソリン価格高騰」問題! 消費者の声は政府に届かないのか

2022年3月16日に公表されたレギュラーガソリンの店頭価格(消費税込)は全国平均175.2円となり10週連続の値上がりです。ユーザーからの不満にはどのようなものがあるのでしょうか。

ガソリン価格高騰に「苦しい」の声も 172円の設定にも不満?

 最近ではガソリン価格の高騰が著しく、石油センターの2022年3月16日に公表によると、3月14日時点のレギュラーガソリンの店頭価格(消費税込)は全国平均175.2円と、10週連続の値上がりです。
 
 ガソリン価格高騰の背景には、原油の輸入価格自体の値上がりが関係しており、国内でこれほどの高水準を記録するのはおよそ7年ぶりとされています。

 ユーザーからはガソリン価格の高騰に対して、どのような声があげられているのでしょうか。

もうガソリン価格が高すぎる…。なぜ政府は税制を見直さないのか?
もうガソリン価格が高すぎる…。なぜ政府は税制を見直さないのか?

 ガソリンの価格は、スタンドごとによって設定されていますが、場所によってレギュラーガソリンが180円を超えるところもあるようです。

 こうしたガソリン価格の高騰について、

 SNSでは「ガソリン高すぎて生活が苦しい」、「給油するのにしぶるなあ」、「いつになったら安くなるの?」という声が挙げられており、困っているユーザーが多いことが見て取れます。

 なかには、「ガソリン高くて乗れないので、クルマ眺めてるだけ」、「遠出控えてます…」などの投稿も見られ、クルマに乗ることすら難しくなっている現状がうかがえます。

 、日常でクルマを活用する機会の多い郊外では、ガソリン価格高騰のダメージが都心部に比べて大きく、「通勤が家計に影響してる」、「通勤が赤字」、「クルマが必須なんです!なんとかしてほしい…」、「通勤手当上げてほしいです」という悲痛の声も。

 また、2022年3月13日には岸田文雄首相が自民党大会において、「当面、ガソリン価格を172円に維持する」と表明し、石油元売り会社などへの補助金上限額を1リットル当たり、5円から25円に引き上げる考えを示しました。

 これに対して、SNSでは「ものすごく高い金額だってわかってるのかな…」、「税金を下げることはできないの?」、「補助金もあるのにガソリンも下がらず、何に使われてるの?」といった疑問の声が多数寄せられています。

 以前から、ガソリン価格に関しては「二重課税ではないか」、「税金を下げてほしい」といった声がSNSで多く見られました。政府の方針に対して、不満を抱くユーザーも少なくなかったのが実情です。

 今回表明された「レギュラーガソリン 1リッターあたり172円」という価格設定も、決して安価とはいえるものではなく、SNSでは「高い」という声が非常に多く見られます。

 また、人との接触を避けるため、公共交通機関から自家用車での移動に切り替えたという人もいるようです。

 こうしたガソリン価格の高騰は一般ユーザー以外にも、バス会社・タクシー会社・運輸業者など、多くの企業にも影響を及ぼしています。

 多くのユーザーが、一刻も早く、ガソリン価格が低下することを願っています。

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