無骨すぎっ! 日産のガチ四駆「パトロールスーパーサファリ」が進化! 最新技術を装備して中東で登場
中東日産は、「パトロール スーパーサファリ 2022年モデル」を発表しました。ヘビーデューティーモデルであるパトロール スーパーサファリの最新モデルはどう進化したのでしょうか。
過酷な環境でも走破できるオフローダー
日産の中東法人は、「パトロール スーパーサファリ」の2022年モデルを発表しました。
「パトロール」は、1951年のデビュー以来世界中で販売されている日産のSUVモデルで、かつて日本では1980年から2007年まで「サファリ」という車名で販売されていました。
現行モデルのパトロールは2010年に登場した6代目ですが、ヘビーデューティーな5代目が「パトロールサファリ」として中東などで継続販売されており、今回発表されたパトロール スーパーサファリはそのなかでも上級グレードになります。
外観とテクノロジーが進化したパトロール スーパーサファリ 2022年モデルについて、日産ミドルイーストのマネージング・ディレクターであるティエリー・サッバーグ氏は、次のように述べています。
「パトロール スーパーサファリは、中東の人々に深く根付いた伝統と、アラビア半島の砂漠との相性の良さから、この地域で根強い人気を誇っています。
2022年モデルはオフロード性能を維持しつつ、革新的なデザインと技術要素の統合により、中東のお客さまに価値と利便性を提供します」
無骨なデザインの外観には、ルーフやバンパー、ホイールアーチ、スペアタイヤカバーにグレーまたはゴールドのアクセントを施し、好みの仕様に組み合わせることができます。
また、サイドには「Super Safari」デカールが配され、17インチダイヤモンドカットアルミホイールがSUVの存在感を際立たせました。
ボディカラーは「ブラック」「ホワイト」「ゴールド」の3色が設定されます。
内装は、PVC、ウーブンファブリック、タンレザーの3種類のシートを用意。レザーシートにはスーパーサファリのエンボスが施され、個性的な雰囲気を演出しています。
また、Apple CarPlayでスマートフォンと連携するディスプレイオーディオシステムに加え、新たにワイヤレスチャージャーを設置して快適性と利便性が向上しました。
最高出力280ps、最大トルク451Nmを発生する4.8リッター直列6気筒ガソリンエンジンと5速ATまたは5速MTを組み合わせ、スリル満点なパフォーマンスを実現。
VTC(バルブタイミングコントロール)やNICS(ニッサンインダクションコントロールシステム)を搭載し、オフロードでの卓越した走行性能と高速道路におけるハイスピードでの走行を両立させました。
また、直進性を高めるトランスファーとリアデフロックにより、ほかのSUVが踏み込めないような場所でも走破することができます。
さらに、テレスコピックショックアブソーバーとトーションバーを組み合わせたヘビーデューティーコイルスプリングサスペンションにより、あらゆる地形で確実なハンドリング操作が可能です。
加えて、低速域では楽に、高速域ではしっかりとしたハンドリングを実現する電子制御式パワーステアリングを搭載。
クルーズコントロールやタイヤ空気圧監視システム、ABS、デュアルフロントSRSエアバッグ、VDC(ビークルダイナミックコントロール)など、より安全で快適なドライブを可能にする日産インテリジェントモビリティも装備されました。
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