ジープ新型「チェロキー」2022年モデルが米国で登場! タフなオフロード仕様を追加
ジープブランドの人気SUV「チェロキー」2022年モデルが米国で発表されました。注目はオフロード仕様「チェロキーX」グレードです。どんなモデルなのでしょうか。
2022年後半に米国で発売される新グレード「チェロキーX」
ステランティスのブランド、ジープは2022年3月4日、米国で「チェロキー」の2022年モデルを発表しました。
チェロキーは全長4665mm×全幅1860mm×全高1700mm、ホイールベース2700mm(Longitudeグレード、日本仕様)というボディサイズのミドルSUVです。
現行モデルは2013年に登場した5代目で、日本でも2014年5月に上陸しています。
今回登場した2022年モデルのトピックとしては、新たに「チェロキーX」グレードを設定したこと。チェロキーXは、タフなオフロード性能を備えたモデルで、ボンネットには専用のデカールを装備しています。
また1インチリフトアップしたサスペンションを標準装着。270馬力・400Nmを発生する3.2リッター「ペンタスター」V型6気筒自然吸気エンジンを搭載します。このチェロキーXは2022年後半に米国市場で発売予定ですが、価格は未定です。
チェロキー2022年モデルの機能として、パワーリフトゲート、7インチフルカラーTFTディスプレイ、デュアルゾーンオートエアコン、リアビュー自動防眩ミラー、防犯システム、ユニバーサルガレージドアオープナー、115ボルト電源コンセントなどを「ラティチュードLUX」グレードに新たに標準装備しています。
チェロキーには最大5つのカスタマイズモード(オート、スノー、スポーツ、サンド/マッド、ロック)を備えた「ジープ・セレクテレーン」トラクションコントロールシステムを採用しています。4WDシステムは2種類を用意しています。
3.2リッターV型6気筒「ペンタスター」エンジンのほか、2リッター直列4気筒ターボエンジンも用意します。このエンジンのパワー・トルクも270馬力・400Nmで、9速ATと組み合わされます。
また業界初のリアアクスルディスコネクトを採用。これは4WDが必要ない路面状況の場合には、リアアクスルを駆動から切り離し自動的に前輪駆動に切り替えるもので、エネルギーロスが少なくなるために燃費が向上するといいます。
チェロキー2022年モデルは、チェロキーX/ラティチュードLUX、トレイルホーク、リミテッドの4グレードで展開されます。ボディカラーは8色、インテリアカラーは2色から選択可能です。
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