あれ? 「警察パトカー」となんか違う!? 通称「青パト」の正体は? 青い回転灯付けたクルマの謎
街中では、赤い回転灯をつけたパトカーの姿を目にすることがありますが、なかには青い回転灯をつけた車両も見られます。青い回転灯のクルマはどういった車両なのでしょうか。
青い回転灯が目印!「青パト車両」は地域住民の見守り役!
赤い回転灯をつけたパトカーの姿を目にすることがありますが、なかには青い回転灯をつけた車両も見られます。
青い回転灯のクルマはどういった車両なのでしょうか。
パトカーは警察が管理している車両で、街のパトロールをはじめ、事件や事故などの発生の際には現場へ急行し、犯人の検挙や事故処理などをおこなっています。
白黒のボディに“赤”の回転灯がトレードマークですが、ときには“青”の回転灯をつけた車両も目にすることがあります。
青い回転灯をつけた車両は「青色パトロール車両」、通称「青パト車両」と呼ばれています。
「青色パトロール」とは、地域の団体などが自動車に青色の回転灯をつけて自主防犯パトロールをおこなうことを指しており、その際に活用されている車両が青パト車両です。
ただ、自主防犯パトロールのための車両といっても、青パト車両に設置される青い回転灯は、誰でも自由に設置できるものではありません。
回転灯については道路運送車両法に規定があり、行政から認可を受けたクルマのみ、車両の活動内容に応じたカラーの回転灯を設置することができることになっており、青パト車両の場合では、各地域の警察署から認可を得る必要があります。
警視庁では青パトについて「青色回転灯装備車による防犯パトロールを実施するには、『青色回転灯を装備した自動車による自主防犯パトロールを適正におこなうことができる旨の証明』を受けることが必要であり、一定の条件を満たす団体でなければ申請をすることができません」と説明。
申請できる団体としては、地域安全活動をおこなう一般社団法人やNPO法人、市区町村長から認可を受けた地縁団体、警察本部長から委嘱を受けた防犯団体などが挙げられます。
そのうえで「実績や計画を参照し継続的なパトロールができること」「青色防犯パトロール講習を受け、万が一の事案に対して適切な対応ができること」「青色防犯パトロールが適切におこなえること」」といった、さまざまな条件を満たすことが求められます。
なお、青パト車両は警察のパトカーと異なり、地域の見守り役として、防犯パトロールのみが認められた車両です。
前述したように、事件現場へ急行して犯人を検挙したり、事故処理をおこなったりという活動はおこなうことができません。
警視庁では、青パト活動を希望する団体に対して「必ず申請手続前にパトロール活動をおこなう地域を管轄する警察署の防犯係に相談してください」とアナウンスしています。
要は天下り先なんですね。
春の交通安全運動などで、交通安全を呼びかける街宣車とかも白黒パンタ車だよね。回転灯は装備していないけど。都道府県のトラック協会なんかやってる。車がパトカーに似た塗装なんで知らない人は警察だと思うこともある。
『白黒パトカーに青い回転灯を載せた車両は一体ナニ? 通称「青パト」の正体とは
2021.10.25 くるまのニュースライター 金田ケイスケ』
という記事があるのだが。
あちらは多色回転灯の説明もあるから青パトについての記載は少ないが、簡潔的に内容がまとめられている。