イタフラアメリカ8ブランド! ステランティスジャパンが誕生 2022年に計9モデルの電動車を導入
FCAジャパンとグループPSAが事業を統合、新たにステランティスジャパンが発足しました。
ステランティスジャパンが誕生 2022年に計9モデルの電動車を導入
ステランティスN.Vの日本における輸入販売子会社であるFCAジャパンとグループPSAジャパンは2022年3月1日、両社の事業を統合し、新たにStellantis(ステランティス)ジャパンとして発足したことを発表しました。
2021年1月に誕生したステランティスは、世界各国で現地販売子会社の統合をおこなっており、ステランティスジャパン設立はその一環となります。
ステランティスになる前のFCAは2014年に誕生した自動車グループで、「フィアット」「アルファ ロメオ」「アバルト」「マセラティ」「ランチア」のイタリアブランドと、「クライスラー」「ジープ」「ラム」「ダッジ」のアメリカブランドを保有していました。
またグループPSAは、2016年に従来のPSAプジョー・シトロエンから名称変更して誕生した自動車グループで、フランスの「プジョー」「シトロエン」「DS」のほか、ドイツの「オペル」イギリスの「ボクスホール」のブランドを持っていました。
今回発足したステランティスジャパンは、アバルト/アルファ ロメオ/シトロエン/DSオートモビル/フィアット/フィアットプロフェッショナル/ジープ/プジョーという8ブランドで、36モデルを95のバリエーションで提供していくといいます。
8ブランド合計の日本での販売台数は、2021年通年で4万5600台となります。これは日本において第4位の数字で、ドイツ系以外では最大のインポーターとなります。すべてのブランドを合わせたショールーム数は337拠点となり、1250名のセールススタッフ、950名のメカニックがユーザーのニーズに応えるといいます。
ステランティスジャパン社長兼CEOのポンタス・ヘグストロム氏は「ステランティスジャパンを率いて、モビリティの新時代を切り拓いていくことに大きな意気込みを感じています。現在PHEVの6モデルとBEVの4モデルの計10モデルの電動車を用意していますが、2022年中に新たにPHEVを7モデル、BEVを2モデルの電動車ラインナップを揃え、電動化の未来を切り拓いてまいります」とコメントしています。
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ステランティス(STELLANTIS)は、ラテン語の動詞「stello」から名付けられています。これは「星が輝く」という意味で、FCAとグループPSA、ふたつの企業の豊かな歴史に敬意を表しているといいます。
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