「俺、地獄に行ったんだ…」 生きて「地獄&極楽」に行ける場所が愛知にあった! 郷土史に見る由来とは
愛知県は、地獄もあれば「極楽」もある!? 一度は行きたい「極楽」とは
愛知県には、さまざまな場所に「地獄」と名のつく地域が存在しているようですが、その一方で「極楽」という地名が名付けられた場所も存在するといいます。
SNSでは、宇喜多秀家(@chiko1600)さんが以下のような投稿をおこなっています。
「名古屋市名東区には 『極楽』という地名があります。バス停もあり一区間でもバスに乗ってみては?次は 極楽~極楽~が聞けるかもよ(笑)」
コメントと共に1枚の画像も載せており、そこには「極楽」と書かれたバス停が映し出されています。
名古屋市名東区には極楽と名付けられた地域が存在するようで、極楽1丁目から5丁目までが存在します。
地名の由来について、名東区のホームページには「かつて名古屋市の西の平坦地が度重なる洪水に家や田畑も流され、住民は安住の地を求めここを極楽の地とした(一部中略)」という説や、「天正12年の長久手の合戦の折に、敗れ傷ついた兵たちがようやくこの地にたどり着き、『ここは極楽だ』と言い合った」などの説があると記載しています。
前述の地獄と同様に地名にはその郷土史が関係しており、かつてこの地を極楽と感じた人たちが多かったことから名付けられたのかもしれません。
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地名が極楽であることから「極楽保育園」「極楽小学校」「名古屋極楽郵便局」など、極楽とつけられた施設が多く存在しています。
過去の歴史から名付けられた地名ですが、「極楽」と名付けられていると不思議とありがたい気持ちになるといえるでしょう。
このように、愛知県には「地獄」と「極楽」など、珍しい地名が複数存在しているようです。
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