トヨタもびっくりな全長6m超「センチュリーリムジン」 オプティベースの「軽ニッヒ」 白熱する学生カスタムがスゴい!

毎年1月に開催される東京オートサロン。2022年は2年ぶりのリアル開催となりましたが、自動車専門学校の学生達の力作が話題となっていました。

学生が作る本気カスタムカーが侮れない!

 2022年は2年ぶりの開催となった東京オートサロン。著名ショップが手がけた個性溢れるカスタムカーや、メーカー自身によるコンセプトカーの発表など、毎回たくさんの見どころで溢れています。
 
 そのなかでも、とくに最近人気となっているのが、「自動車大学校」の学生たちが仕上げた作品です。

トヨタ社長も驚いた! 全長6mの「センチュリーリムジン」が東京オートサロン2022で公開された
トヨタ社長も驚いた! 全長6mの「センチュリーリムジン」が東京オートサロン2022で公開された

 自動車大学校は現在日本に35校以上ある大学校で、かつてはそれらの多くが『〇〇自動車整備専門学校』などの学校名を名乗っていました。

 現在も文科省の学校区分は「専修学校」になりますが、国土交通省が2005年から一級自動車整備士養成課程(4年制。但し二級整備士所持者については2年)の設置を認めたことから、その後、多くの自動車整備専門学校が「自動車大学校」に名前を変えました。

 自動車整備士の育成を目的とする学科を設置している学校ですが、4年の学びを終えて卒業すると「高度専門士」の称号が与えられ大学卒業と同等の扱いとなり大学院への進学が可能となります。

 自動車整備科以外にも、板金塗装やFRP加工、溶接などの技術を学ぶ「カスタマイズ科」、レースメカニックやレースに必要な部品の設計などを学ぶ「モータースポーツ科」など、各自動車大学校によって細かい点は異なりますが、どの学校とも自動車に関するさまざまな進路の選択肢を揃えています。

 近年は東京オートサロンへ出展する自動車大学校も増えていますが、その先駆けとなったのは、毎年のように国際カスタムカーコンテストで入賞を果たしているNATS(日本自動車大学校)です。

 1998年に全国初のカスタマイズ科を立ち上げ東京オートサロンへは前年の1997年から出展。1997から1998年で2年連続のコンテスト入賞を果たし注目を集めました。

 2022年はセンチュリーをベースにした「NATS Low limo」でセダン部門の最優秀賞に輝いています。

 また、当日のブースではトヨタ社長の豊田章男氏もNATSブースに訪れ、「NATS Low limo」に乗り込んで驚愕する様子がトヨタ公式YouTubeで公開されるなど、その実力はトヨタのお墨付きともいえそうです。

【画像】超豪華なセンチュリー登場! トヨタ社長も驚愕の学生カスタムカーが凄かった!(51枚)

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