日産新型「フェアレディZ」のガチライバルになる!? 400馬力級のスポーツカー3選
日産は2022年1月14日に、7代目となる新型「フェアレディZ」の日本仕様を初公開しました。現状では一部のスペック以外は公開されておらず、詳細はベールに包まれています。しかし、新型フェアレディZの405馬力という出力やボディサイズから、すでにライバルになりそうなモデルが存在します。そこで、最新の400馬力級のスポーツカーを、3車種ピックアップして紹介します。
新型「フェアレディZ」を迎え撃つライバルとは!?
日本を代表するスポーツカーといえば日産「フェアレディZ」ですが、2022年1月14日に、千葉県・幕張メッセで開催された「東京オートサロン2022」の会場で、7代目となる新型フェアレディZの日本仕様がワールドプレミアされました。
新型フェアレディZは2021年8月に北米仕様の「Z」が公開されていましたが、日本仕様では右ハンドルになって、前後のサイドマーカーが無い程度で、細部に至るまでほとんど変わらないことが判明しました。
一方、詳細なスペックは発表されておらず、現状ではボディサイズが全長4380mm×全幅1845mm×全高1315mm、ホイールベース2550mmで、最高出力405馬力を誇る3リッターV型6気筒ツインターボエンジンを搭載し、トランスミッションは6速MTと9速ATが設定される程度の情報に留まっています。価格はローンチエディションにあたる240台限定の特別仕様車「フェアレディZ プロトスペック」が696万6300円です。
発売は2022年6月下旬で、それまでに正式発表される見通しですが、すでに判明している情報からライバルとなりそうなモデルが存在します。
そこで、新型フェアレディZと同じく400馬力級で同車格のスポーツカーを、3車種ピックアップして紹介します。
●トヨタ「GRスープラ」
トヨタを代表するFRスポーツカー「A80型 スープラ」は、2002年に排出ガス規制強化への対応が困難なことから生産を終了しました。
それから17年後の2019年に、5代目となる「GRスープラ」が登場。シリーズ初となるBMWと共同開発されたモデルで、BMW「Z4」と主要なコンポーネンツを共有し、生産もオーストリアのマグナ・シュタイヤーがおこなう輸入車となっています。
外観はロングノーズ・ショートデッキの古典的なFRスポーツカーのフォルムですが、デザインは空力特性を重視しつつ複雑な曲面を組み合わせたグラマラスかつ流麗なフォルムで、クラシカルな雰囲気と最新テクノロジーを融合。
ボディサイズは全長4380mm×全幅1865mm×全高1290mm(RZ)と、新型フェアレディZとほぼ同サイズです。
内装では適度にタイトなコクピットによってスポーツカーらしい包まれ感を演出。インパネまわりは低く見はらしがよい水平基調で、車両姿勢の変化がつかみやすいデザインです。
また、ホールド性をつきつめたスポーツシートなど、すべての形状はドライバー本位の設計となっています。
グレードはトップグレードの「RZ」、装備が充実した中間グレードの「SZ-R」、エントリーモデルの「SZ」で、エンジンはRZが最高出力387馬力を誇る3リッター直列6気筒ターボ、SZ-Rは258馬力の2リッター直列4気筒ターボ、SZは同エンジンで197馬力を発揮。トランスミッションは全車8速のスポーツATです。
走行面は高度に電子制御化され、RZとSZ-Rのスポーツモードでは、エンジン/ステアリング/トランスミッション/サスペンション/アクティブディファレンシャルを統合して特性を変化させます。
GRスープラの価格(消費税込)は、RZが731万3000円、SZ-Rが601万3000円、SZが499万5000円です。
●ポルシェ「718ケイマン GTS 4.0」
ポルシェは1996年に、「911」よりも安価なエントリーモデルとなるオープン2シータースポーツーの「ボクスター」を発売。リアミッドシップに2.5リッター水平対向6気筒自然吸気エンジンを搭載するピュアスポーツカーとして開発され、好調なセールスを記録しました。
そしてポルシェは次の一手として、2005年に2代目ボクスターとシャシやエンジン、足回りを共有するクローズドボディの「ケイマン」を発売。
その後、2016年に現行モデルの「718ケイマン」が登場し、エンジンは2リッター水平対向4気筒ターボにダウンサイジングされました。
グレードは、スタンダードな718ケイマンとケイマンSでスタートし、翌2017年には「718ケイマン GTS」が加わり、さらに2020年にはハイスペックな「718ケイマン GTS 4.0」がデビュー。
718ケイマン GTS 4.0に搭載されるエンジンは4リッター水平対向6気筒自然吸気で、最高出力400馬力を7000rpmで絞り出します。
組み合わされるトランスミッションは6速MTと7速PDKで、シャシ、サスペンション、ブレーキも大出力に見合うアップグレードが施され、優れた運動性能を発揮。
価格は1113万円とかなり高額ですが、後輪駆動で400馬力、ボディサイズも全長4405mm×全幅1800mm×全高1280mmと新型フェアレディZに近いスペックなので、走行性能の点では互角といえるでしょう。
●ロータス「エミーラ」
イギリスを代表するスポーツカーメーカーのロータスは2021年7月7日に、新世代のミッドシップスポーツカー、新型「エミーラ」を発表しました。
外観はGTカーの「エヴォーラ」に近いウェッジシェイプのシルエットで、フロントフードのエアアウトレットやボディサイドの大型エアインテークなどアグレッシブなデザインを採用。
ボディサイズは全長4413mm×全幅1895mm×全高1226mmと、新型フェアレディZよりもやや大きくなっています。
シャシは「エリーゼ」から始まったアルミ押し出し材をエポキシ樹脂の接着剤で結合する手法のバスタブ型を継承していますが、すべて新開発されたもので、寸法は従来型のシャシとは異なります。
室内は2シーターで、ステアリングホイールはロータスでは初のDシェイプを採用。インパネは正面の12.3インチ・ディスプレイのほか、ダッシュボード中央に10.25インチのタッチ式ディスプレイを配置するなど、最新のスポーツカーらしくデジタル化されています。
リアミッドシップに横置きに搭載されるエンジンは、トヨタ製の3.5リッターV型6気筒スーパーチャージャーで、最高出力405馬力を誇ります。
また、2023年春に発売予定の4気筒エンジンモデルもあり、メルセデス・AMGと共同開発された2リッター直列4気筒ターボは360馬力を発揮。
トランスミッションは6気筒モデルには6速MTと6速AT、4気筒モデルはDCTが設定される予定です。
また、同 社初の安全運転支援システムを装備するなど、走りに必要ない装備を削るなど数多くのストイックなスポーツカーを世に送り出してきたロータスですが、エミーラは次世代スポーツカーならではの仕様といえます。
一方で車重は1405kgと重くなっていますが、0-100km/h加速は4.2秒(AT)、最高速度は288km/hに達するパフォーマンスを誇り、生粋のスポーツカーであることには変わりありません。
新型エミーラの価格は1353万円(ファーストエディション)で、デリバリーは2022年春からスタートする予定です。
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今回、紹介した3車種は性能的には新型フェアレディZと同等といえますが、価格的にはGRスープラのみが競合します。
フェアレディZの主戦場であるアメリカではシボレー「コルベット」が同価格帯ですが、パフォーマンス的にはコルベットがやや上まわってそうです。
とはいえ、これら400馬力級のスポーツカーが公道で性能を発揮できる機会はほとんどありませんから、欲しいという人にとって、フィーリングや官能的な面、デザイン、ブランドイメージなど、数字では表せられない部分が決め手になるのではないでしょうか。
Z4をお色直ししただけのスープラがトヨタのピュアスポーツ?
トヨタも落ちたねーw
GRスープラ以外は
みんな価格的にライバル足りえないよね
本場アメリカでならフェアレディZと競合するのはやはり
シボレーカマロ
フォードマスタング
ダッジチャージャー
の3選だよね、
日本じゃカマロしか売ってないけど569~729万円で
729万の6.2LのSSで453馬力で
569万の2LターボのLTRSで275馬力だから
Zとスープラと価格的にも競合する。
市場からしてもガチで挑んでるのはここだろ。
ポルシェはライバルかな…
ロータス買う人はロータスしか買わなそう
というか今はZとスープラ比べて買う人も居るのかな
ここら辺の車は好きな方買いそう
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