発売から半年でトヨタ「アクア」の反響はどう? リアルユーザーが思う魅力や人気の理由とは
トヨタのコンパクトカー「アクア」は、2021年7月に10年ぶりのフルモデルチェンジをおこない2代目となりました。では、そんな2代目アクアの魅力とはどのようなものなのでしょうか。
10年の時を経てフルモデルチェンジ 「アクア」がいつまでも人気な理由
2021年7月に2代目となったトヨタのコンパクトカー「アクア」。低価格かつ燃費の良いハイブリッド専用車として幅広いユーザーから支持されています。
登場から半年経った現在では、ユーザーからどのような反響が出ているのでしょうか。
初代アクアは、2011年12月に「プリウス」の弟分として立ち位置で発売された5ナンバーサイズのモデルです。
翌年2012年の販売台数(登録台数)は26万6567台となり、プリウスに次いで登録車販売台数2位にランクイン。
さらに、2013年から2015年までの3年間では、登録車販売台数第1位に輝いています。
その後、2018年から2020年でも2位、5位、14位と健闘し続け、2021年7月に10年ぶりのフルモデルチェンジをおこない話題となりました。
現行アクアは、「さらに次の10年を見据えたコンパクトカー」を掲げて開発され、ホイールベースを拡大して室内空間を広くしたり、足回りにレクサスのパーツを用いて乗り心地を良くしたりと、居住性の向上が図られています。
そんなアクアについて、SNSでは「安全機能と燃費の良さならアクア一択」「加速がスムーズで運転しやすい」「価格が魅力的なんだよなあ」など、あらゆる意見が挙げられており、各ユーザーが感じるアクアの魅力はさまざまであることがうかがえます。
なかでも多く見られたのが、「さすがアクア!燃費良すぎ」「ガソリンの給油全然してないけどまだいける…!」など、燃費についての意見です。
現行アクアは、先代に比べ、電気のみで走行できる速度域が拡大されており、40km/hまではガソリンエンジンが稼働しない仕組みになっています。
それに付随して、先代からの特徴であった燃費性能もさらに進化し、カタログ燃費(WLTCモード)では35.8km/Lを記録。クラストップレベルの低燃費を実現しています。
また走行性能については、「山道の走行も楽だった」「パワーもあって街乗りも快適」など、肯定する声が多く寄せられています。
その背景には、クルマの駆動用車載バッテリーとして、世界で初めて「バイポーラ型ニッケル水素電池」が採用されたことが要因のひとつとして挙げられます。
これにより、出力が大幅に増幅し先代に比べてクイックな加速が実現されました。
また、トヨタ車では初採用となる「快感ペダル」も搭載。
ドライブモードを「POWER+」に切り替えた際には、アクセル操作への応答性が増し、踏み込むとスムーズに加速、アクセルオフでの減速度も高くなります。
高速道路などのフットブレーキを使用しないような走行においては、アクセルペダルの操作のみで運転がしやすくなり、運転者の長距離運転での負担も軽減されました。
快適ペダルについてSNSでは、「快感ペダル良いから、他の人にも試してほしい」「快感ペダルで運転が楽になった」という肯定的な意見が挙げられており、アクアにおいて魅力のひとつとなっているといえそうです。
トヨタ先進の安全機能には、スイッチひとつで自動駐車が始まる「アドバンスト・パーク」や、交差点での右直事故などを防止する「プリクラッシュセーフティ」なども搭載されており、初めてクルマに乗る若い世代をはじめ、高齢者でも安全に運転ができるようアシストされています。
価格帯は、「B(2WD)」の198万円から「Z(E-Four)」の259万8000円となり、比較的に手の届きやすいことも購入の後押ししているのかもしれません。
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このように、アクアの人気はトヨタの先進技術がもたらす走行性能や居住性の高さ、初代からアクアが持つ燃費の良さなど、トータルバランスが優れているという点が要因といえるでしょう。
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- トヨタ アクア
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- 新車販売価格:198~259.8万円
- ボディタイプ
- コンパクトカー
- 販売年月
- 2021年07月~生産中
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