プレミア感マシマシの日産新型SUV「キャシュカイ」4WD&マイルドハイブリッド設定 トルコで約530万円から
中東日産が、新型SUV「キャシュカイ」をトルコ市場で発売しました。欧州などに続く登場となりますが、どのような仕様なのでしょうか。
マイルドハイブリッドを搭載しに2WDと4WDを設定
日産の中東法人(中東日産)は2022年1月17日(現地時間)、新型SUV「キャシュカイ」をトルコで発売しました。
キャシュカイは、初代が2007年にデビューしています。
日本では「デュアリス」という名前で販売されていましたが、1代限りで販売が終了。一方の海外ではモデルチェンジを重ね、2021年夏には3代目が欧州で発売されています。
トルコで登場した3代目キャシュカイのボディサイズは全長4425mm、全幅1835mm、全高1625mm、ホイールベース2665mmとなり、同社「エクストレイル」(3代目)よりも一回り小さなSUVです。
新型キャシュカイは、Vモーションフロントグリル、細くシャープなラインを描くLEDヘッドライト、初めて採用されたデュアルトーンデザインなど、プレミアム感あふれる内外装デザインが特徴的です。
NASAの技術で開発したというナッパレザーシートは、ヒーターとメモリー機能、マッサージ機能を有します。
12.3インチフルTFTデジタルメータークラスターと、ワイヤレスでApple CarPlayにも対応する9インチワイドインフォテイメントタッチスクリーンを採用。さらに10スピーカー(8スピーカー&2サブウーファー)を搭載したBOSEプレミアムサウンドシステムも備えます。
予測式前方警告機能は、最大3台前のクルマの動きを読み取り、急ブレーキを検知したときは衝突の可能性を低減させることが可能です。クルーズコントロール、車線維持支援(ステアリングアシスト機能付)、後方衝突被害軽減機能、死角障害物警告機能なども搭載されています。
新型キャシュカイのパワートレインは、新開発の12Vマイルドハイブリッドシステムを組み合わせて最大トルク270Nmを発揮する1.3リッターの直噴ターボエンジンを搭載。2WD仕様は6速MTとCVT、4WD仕様はCVTのみを設定しています。
4WD仕様は、マイルドハイブリッド技術に対応するよう改良したX-Tronic CVTと、マルチリンク式リアサスペンションを組み合わせています。独立型マルチリンクリアサスペンションは、ハンドリングに貢献するとともに、特に後席乗員にとって最高の快適性を提供するといいます。
走行モードは「エコ」「スタンダード」「スポーツ」の3種類を標準装備。さらに4WD車は「オフロード」「スノー」も用意されます。
日産トルコ・北アフリカ地区マネージングディレクターのエムレ・ドグエリ氏は次のようにコメントしています。
「新型キャシュカイは、その特徴的な機能により、このセグメントにおける水準を引き上げます。特にダイナミックでエレガントな新型のデザインは、注目を集めることでしょう。また、マイルドハイブリッド技術により、低炭素排出で持続可能な社会に貢献します」
トルコ市場における新型キャシュカイは、4グレード(テクナ、デザインパック、スカイパック、プラチナムプレミアム)を設定。価格は62万6000トルコリラ(約530万円)からです。
日本発売じゃないのかあ
もう日本の会社なんだかどうなんだか