なぜ廃止? ホンダ新型「ステップワゴン」は「わくわくゲート」ナシ! SNSでは自ら画像製作する人も!?
2022年1月7日にジャパンプレミアされたホンダ新型「ステップワゴン」。現行モデルでは採用されていた「わくわくゲート」が廃止されてことが話題となっていますが。そんななか、SNSでは新型ステップワゴンにわくわくゲートを設定したような画像を製作した人も登場しました。
わくわくゲートを画像加工で搭載?製作者の想いとは
2022年春頃に発売が予定されているホンダ新型「ステップワゴン」ですが、現行型に採用されていた「わくわくゲート」が廃止されることが大きな話題となっています。
そんななか、SNSでは画像を加工して新型ステップワゴンにわくわくゲートを復活させている人も見られます。一体どのような画像となっているのでしょうか。
1996年5月に初代がデビューしたステップワゴンは、現在まで26年にわたり、長く親しまれてきたホンダを代表するミニバンのひとつです。
現在は、2015年4月にデビューした5代目が販売されており、2022年春頃には待望の6代目が登場する予定です。
新型ステップワゴンには「AIR(エアー)」と「SPADA(スパーダ)」の2タイプが設定され、それぞれコンセプトや見た目が異なるモデルとなっています。
両車ともキャビンはスクエアを強調したエッジの少ないシルエットにはなっていますが、エアーは堅牢なイメージを持つようにシンプルで装飾のないデザイン。
スパーダは強さと品の良さをアピールするためボディにメッキパーツがあしらわれ、フロントフェイスもイカつくなっています。
そんな新型ステップワゴンは、2022年1月7日にジャパンプレミアされ、エクステリア&インテリアのデザインに加え、商品パッケージなどが公開されました。
一方で、このジャパンプレミアを見たSNSでの反響は「あれ?わくわくゲートないの?」「わくわくゲートがついてない!?」と「わくわくゲート」についての声が挙げられています。
また、ホンダ公式YouTubeのコメント欄でも「何とかわくわくゲートのオプション設定でもよいので、再検討を…」、「わくわくゲートも選べる自由を!」という声が見受けられました。
わくわくゲートは、5代目となる現行型ステップワゴンではじめて搭載されたホンダ独自のリアゲート構造のことで、通常の縦開きに加え、横方法にもゲートを開くことができる仕組みとなっています。
自宅のドアのように開閉できるため、後方にスペースが少ない場合でも、少しずつゲートを開けることができ、人の乗り降りもしやすいのが特徴です。
ただ、現状公開されている情報によると、新型ステップワゴンにわくわくゲートの存在は確認できません。
ホンダ販売店の担当者も、わくわくゲートについて「新型ステップワゴンには搭載されない予定となっています」と話します。
では、それにともなうユーザーからの反響はどのようになっているのでしょうか。
前出の担当者は、「『わくわくゲートないの?』という問い合わせは非常に多くよせられています。
現行オーナーからは、とくにわくわくゲートに注目していたようで、『便利だったのに残念』『オプションでもつけられない?』といわれることもあります。廃止されることを残念に思う人はかなり多いようです」
そんななかSNSでは、画像加工をおこなって新型ステップワゴンにわくわくゲートを搭載させた人も見られます。
画像に加工を施したのは「はやたん@車の絵を描く人(@carlifecarlove)」(以下、はやたんさん)さんで、ベースの車両にはエアーが用いられています。
画像を見てみると、新型ステップワゴンのリアゲートには本来ないはずの縦溝がつけられ、ナンバープレートやエンブレムも左側へ移設。
一瞬見ただけでは、本当にわくわくゲートが搭載されていると見間違うような巧みな加工となっています。
今回、このように画像を制作した理由について、はやたんさんは以下のように話します。
「自分はカーデザイナーを目指しており、ステップワゴンの利便性と個性、遊び心を備えたわくわくゲートにとても関心を持っていました。
そして、今回の新型ステップワゴンのジャパンプレミアで、わくわくゲート廃止が話題になったことを受け、新型のシンプルで美しい箱のデザインと、わくわくゲートの遊び心あるギミックが共存したらどうなるのか興味本位で制作しました」
前述したように、新型ステップワゴンはスクエアでエッジが少なく、とくにエアーは全体的にシンプルなのが特徴です。
一方、はやたんさんが制作した画像では、わくわくゲートの縦溝が、エアーのシンプルなリアゲートによく映え、かなり個性的な印象に変化しています。
今回、画像を制作してみて、はやたんさんは「シンプルなデザインと遊び心あるギミックは思いのほか相性が良いと感じました」と話します。
また、カーデザイナーを志す人の視点として「自由度が高いEVや自動運転車の今後に期待するとともに、将来はデザインの力でクルマをより楽しく生活を豊かにできるものにしていきたいと改めて思いました!」と想いを述べます。
なお、新型ステップワゴンにわくわくゲートが採用されない理由についてホンダは、次のように説明しています。
「現行モデルでは、後方から見た左右非対称のデザインという時点で購入リストから外されていることが多かったことがわかっています。
実際に使われている人からは『狭い場所でも便利』、『物の出し入れがしやすい』と好評だったのは事実です。
また、わくわくゲートの機構はどうしても従来のゲートよりも重量としては重くなり、それにより開閉時の力が必要だったので一部では不評だったと聞いています。
こうした経緯もあり、今回の新型ステップワゴンではわくわくゲートを無くしました。
ただ、スパーダでは電動、エアーでは手動ながらとても軽い構造のリアゲートとなっているため、使い勝手としては向上しています」
※ ※ ※
新型ステップワゴンは前述のように、まだジャパンプレミアがおこなわれたのみで、正式発表はされていません。
ホンダ販売店によると、2月の2週目に先行受注が開始されるといい、その後もボディサイズや、燃費、価格などが順次明らかになっていくようです。
設計的に中途半端に一部開きしかでない横開きと全開の縦開きを別々に設けるより
横開きだけで一部開きも全部横開き可能な観音開きの方が重量、強度、構造的に有利なんだよな
マイナーチェンジで、追加されないかな?画像処理よいですね~
自車の走っている後ろ姿なんか絶対に見ることがないのにそんなもの気にしてどうするんだよ。車は使い勝手が命、45年もワンボックスに乗っているので、年取ってくるとあのバックハッチは重いんですよね、ホンダのあの縦横両開きドアを見たときはこんな手があったのかと思ったものです。わくわくドアは車の正常進化です!ぜひ復活させてください。
RKステップワゴンを10年以上乗ってます。RPが発売された時はガックリ。リアの非対称のデザインがどうしても好きになれない。、観音扉で縦に線が入っているのは構わない。アメリカのバンにもありますから。でも、デザインが非対称って…。洗車している時、荷物の出し入れする時、どうしても見なければいけない…。車好きとしては妥協できなく、買う対象にならなかった。どんなメーカーでも、人気車種でも、あのデザインはない。機能も大事たけど、デザインも非常に大切。だから新型も脱オラオラにしたんでしょう。新型もリアのデザインが非対称だったら、興味は出なかったでしょう。ステップワゴン乗りからは不評でしたからね、あのデザインは…
実家が初代→3代目と乗り継いでいます。
そしでRPステップワゴンを会社で使っている者です。
やっぱりデザイン面でみれば観音開きでもないのに左右非対称というのはマイナスです。それからゲートの幅が中途半端で、重量のある幅の大きい物を積み込む時や大型のダンボールを積む時なんかは、ワクワクゲート化で余計に重量が増えたテールゲートを持ち上げなければならず、意外と不便でした。
今自社に社用車としてRPステップは3台いるのですが、やはり社内でも不評で最初の一台以外はノーマルゲート仕様をわざわざ指定していました。
テープでもはっとけって思う
ステップワゴンのRP型に乗り換えて5年過ぎました。それまでバックドアは1枚もののワゴンしか使ったことがありませんでしたが、わくわくドアが斬新だったので購入して使ってみたらなんと便利なことか。これは最高のバックドアです。格好が悪いというのは分からないではありませんが慣れればよく考えられたスタイルで他社との差別化がはっきりしてこれしかないなと思わせてくれます。あまり売れなかった理由はむしろ、前と横のスタイルではないかと思います。ちょっとおもちゃっぽく感じて見慣れた今でもイマイチだと思いますし、カラーバリエーションも少なくて残念な感じがしました。先祖返りは果たして成功するのでしょうか? できればわくわくドアのついたバージョンを追加することを検討していただきたいですね。
確かに使い勝手は良さそうだけど、買ってもらえなかったら意味ないしなぁ。
かなりデザインで損していたみたいだから、廃止は仕方ないと思う。
個人的には、左右非対称デザインよりもバックランプが片側にしかない事の方が違和感があったわ。
非対称で避けていた人もいた一方、非対称のわくわくゲートだからこそ買った人もいたと思うが分析甘くない?
セレナをステップワゴンRPに変えて5年が過ぎました。新型車はわくわくゲートがないそうですがこの創作写真を見るととても良いと思います。このゲートの便利さは使ってみればわかりますが、バックドア全部跳ね上げて使う機会はさほど多くありません。たまになので多少重くても気にならないですし後ろ向きに駐車した時に開けられないほうがよほど不便です。その時わくわくゲートがあれば荷物さっと入れられます。RPの販売不振の原因は非対称のバックスタイルよりフロントとサイドから見たスタイルじゃあないですかね。なので他社の車に比べて決定的なポイントを失った気がして残念です。できれば、一部のグレードでもオプションでもいいので復活を期待します。
改めて見てみると、現行モデルは良くも悪くも問題提起を投げかけた車だったんだなぁと感じます。
個人的には、やはりオプション設定にしてわくわくゲートは残してほしいと思います。もちろん、バックドアの重量化はネックですので、だからこそのあくまでもオプションにしてユーザーが選択できる余地は残してほしいのです。
現行モデルの左右非対称デザインは、あくまでわくわくゲートの機能を視覚的にわかりやすくしたものに過ぎないと思いますので、縦の分割ラインは消せなくとも、左右対称デザインに戻してほしいと思います。
わくわくゲート肯定派の意見と否定派の意見では、比較基準が先代モデルベースになるからか相容れない部分も見られますが、真ん中を探して残す選択肢も開発者の皆様にはお願いしたいです。
新車のバックドアに縦線(6:4分割)に左エンブレム下辺りにドアノブで復活してほしい。
観音開きであかんのん?