初公開の日産 新型「フェアレディZ」は696万円で6月発売へ! 同時公開したド派手カスタム仕様もスゴかった

日産は東京都オートサロン2022で新型「フェアレディZ」(日本仕様)を初公開しました。2022年6月の限定車発売に向けて、期待が高まります。

最高出力405馬力の3リッターV型6気筒ツインターボエンジンを搭載

 日産は、2022年1月14日に東京オートサロン2022で新型「フェアレディZ」(日本仕様)を初公開し、あわせて同車をベースにしたカスタムモデル「フェアレディZ カスタマイズドプロト」も公開しました。

 誕生から50年以上の歴史を重ねてきたフェアレディZの最新モデルとなりますが、どんな仕様で公開されたのでしょうか。

日産 新型「フェアレディZ」(日本仕様)
日産 新型「フェアレディZ」(日本仕様)

 新型フェアレディZは2021年8月に米国仕様(米国名:Z)がニューヨークで先行して公開された後、今回の日本仕様公開へと至りました。

 ボディサイズは全長4380mm×全幅1845mm×全高1315mm、ホイールベースは2550mm。

 搭載されるエンジンはVR30DDTT型3リッターV型6気筒ツインターボエンジンで、最高出力405馬力・最大トルク475Nmを発揮します。この最高出力および最大トルクは「スカイライン」の「400R」グレードとも同じスペックです。

 トランスミッションは6速MTもしくはMTモード付き9速ATが組み合わされます。

 日本市場には、まず240台限定の特別仕様車「プロトスペック」が導入されます。オンラインでの注文受け付けとなり、応募開始は2022年2月7日を予定しています(応募が限定台数を上回った場合は抽選販売)。価格(消費税込)は696万6300円です。

 発売は同年6月下旬を予定しており、標準車はそれ以降の発売となります。

 なお、前述のカスタムモデル「フェアレディZ カスタマイズドプロト」は、「熱狂的なフェアレディZファンに捧げるカスタマイズプロトモデル」として登場。

 伝説のフェアレディZ「432R」を彷彿とさせるオレンジのボディカラーを基調にエンジンフード、ルーフ、テールなどにブラックのアクセントカラーをコーディネート。

 さらに、スポーティでパワフルな世界観を拡張するアルミホイール、オーバーフェンダー、ホワイトレタータイヤ、大型リヤスポイラーなどの専用装備も与えられました。

 あくまで参考出品扱いにはなるものの、今後このカスタム仕様からインスピレーションを受けた新型フェアレディZの登場があり得るのか、注目されます。

 それではここでクイズです。

 日産には、フェアレディZと並び長い歴史を誇るスポーツカーとして「GT-R」(スカイラインGT-R)が存在します。

 2019年4月には、フェアレディZとGT-Rの生誕50周年を記念した特別仕様車「50th Anniversary」も設定されました。

 では、この生誕50周年特別仕様車が登場した段階で、フェアレディZとGT-Rはそれぞれ何世代目のモデルが販売されていたでしょうか。

【1】フェアレディZは5代目、GT-R(スカイライン時代含む)は6代目

【2】フェアレディZは6代目、GT-R(スカイライン時代含む)も6代目

【3】フェアレディZは6代目、GT-R(スカイライン時代含む)は5代目

【4】フェアレディZは4代目、GT-R(スカイライン時代含む)は7代目

※ ※ ※

 正解は【2】の「フェアレディZは6代目、GT-R(スカイライン時代含む)も6代目」です。

 現行モデル(6代目)フェアレディZは2008年に発売されており、フルモデルチェンジは14年ぶりとなります。

 ちなみに現行モデルのGT-R(スカイライン時代含めて6代目)は2007年の発売となり、フェアレディZ以上に販売期間が長いモデルとなりました。

※クイズの出典元:くるまマイスター検定

●くるまマイスター検定 公式ウェブサイト

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4件のコメント

  1. 何なのこの真四角のグリル。
    客を馬鹿にしてる?適当にとってつけたようにしか見えない。
    それでZがどうとか言ってるからあきれる。
    初代Zも四角いグリルだったけど、グリルだけ取ったらいいってもんじゃないんだよ
    どうせバ〇タレデザイナーが締め切り直前に適当に考えたんだろ
    こんなデザイン子供でもできるわ
    四角つけるだけだから

    • 四角いラジエターグリルを安直と捉えるかシンプルに徹したと捉えるか?
      ひとそれぞれの見方で違うんだろう
      ある意味担当したデザイナーにしてみれば、
      プロトモデルとして時流に従いシンプルに徹した初期案として出してみたつもりなんだけど
      修正されることもなくいきなり上役の意向で日産再建ののろしとばかりにお披露目されてしまい
      そのZプロトが評判良いからとほぼまんま生産モデルへとなったといった所じゃないかな?
      ある意味もうちょっと手を加えるつもりが素で出す羽目になりデザイナーは複雑な思いかもね?
      そういう意味でも今回のカスタム仕様の方がS130Z似で様になってるのもうなずける。
      もうちょっとこうしてみたかったけど…っていうホンネがそこに出てるのかもしれないと思ったよ。

      日産はXVLがV35スカイラインになった様に
      デザイナーの思惑とは違った所で役員主導で計画がころころ変わり
      出すつもりのなかったコンセプトが世に出たり
      逆にコンセプトカーが好評でも世に出ずお蔵入りになるのはよくあるから、
      あながちそんな事だったりするかもよ?

    • 四角いグリルはラジエターの冷却性能の為必要なんだと日産は主張してますね。
      ほんとかどうかはともかく
      大出力エンジンに伴うビックラジエターを付けたスポーツモデルにありがちな
      象徴的で古典的なデザイン手法ではあるよ。
      トヨタもGRで四角いグリルをスポーツモデルとしての象徴的な意味で当初採用してましたよね、
      いろいろデザイン弄りたいのか最近は四角がどんどん崩れて来てますけど…(;^ω^)

    • 斜めから見ると変だけど
      真正面から見ると結構かっこいいよ
      その角度は評判良かったはず

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