実はまちがい? プロに聞いた洗車の常識・非常識

多くの人にとって、洗車の方法はあいまいな部分が多いのではないでしょうか。洗車のプロに、すぐに役立つコツや気をつけるべきポイントなどを聞きました。

お天気の日は洗車したくなるけれど…

 早いもので、もう師走。帰省や旅行など、クルマに乗る機会が多くある年末年始は、きれいなクルマで過ごしたいもの。そこで、かける時間はいつもと同じでも仕上がりがぐんと良くなる洗車のコツを、洗車のプロに聞きました。

 そろそろ愛車の汚れが気になってきた頃に迎えた休日。空が気持ちよく晴れていると、「よし、洗車でもするか!」となりがちです。

 でも実際は、晴れの日は洗車に向きません。なぜなら、クルマにかけられた水が直射日光を浴びるとみるみる乾いてしまって、ボディに汚れた水跡が残ってしまうからです。

 洗車のプロである千葉邦彦さん(千葉ガレージ)は、「ボディの表面温度が上がる夏の昼間などは避けたほうが良いでしょう」といいます。洗車をする時間帯は、陽の光が穏やかな朝や夕方がベストなのだそうです。

 そうはいっても、冬の朝に水仕事となると、敬遠したくなるかもしれません。しかも、あまりに寒いと水が凍ってしまい、これもクルマには悪影響です。千葉さんは「そういった場合、昼間に洗車するとしても、せめて日陰で行うことをおすすめします」と言います。

 ところで洗車をする際に、強い陽射しよりも怖いものがあります。それは「風」。千葉さんは「風のなかでの洗車は、飛んでくるホコリでボディにヤスリをかけるようなものです。風の日の洗車は、絶対やめたほうがいいです」と強調します。

 せっかくきれいにするつもりなのに、汚れだけならともかく、キズまでつけてしまったら残念すぎます。洗車の前には、ぜひお天気チェックをしてみてください。

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