イタリア生まれのスズキ新型ゴツ顔SUV「Sクロス」登場! 約370万円から同地で発売
スズキのイタリア法人が新型SUV「Sクロス」を発売。イタリアでデザインされた外観をまとい、広く明るい室内を備えます。どのようなモデルなのでしょうか。
ピアノブラックのグリルに大きな「S」ロゴ
スズキのイタリア法人は2021年12月16日、新型「Sクロスハイブリッド」をイタリアで発売しました。
Sクロスは、初代が2006年に「SX4」としてデビュー。今回発売のSクロスは3代目にあたります。11月25日に世界初公開されました。
エレガンスとスポーティさを上品に調和させたという外観は、4つあるスズキのデザインセンターのうち、イタリア・トリノ近郊のロバソメロにあるスズキスタイルセンターでデザインされました。
フロントは、ピアノブラックのグリルと大きなスズキのSロゴ、そして水平方向のクロームトリムを採用。
フロントとリアのスキッドプレートはシルバー仕上げとし、スクエアなホイールアーチには樹脂製エレメントを採用し、冒険心をくすぐるモデルとしています。
ボディカラーは、メタリックカラーの「オスログレー」(新色)をはじめ「ドバイブラック」「グランドキャニオンオレンジ」「アークティックホワイト」「セビルレッド」「カプリブルー」「ニューヨークシルバー」と、パステルカラー「サントリーニホワイト」の計8色です。
座席は60:40の分割可倒式リアシートバックを採用。荷室は標準状態で430リットルです。
大きなガラス面と大型パノラマサンルーフ(スタービュー仕様)は、開放感のある空間を作っています。
車内は、9インチのタッチスクリーンが備わり、Apple CarPlay(ワイヤレス)、Android Autoなどに対応。また、リアカメラや周囲3カメラとともに360°の視界を確保します。
安全運転支援機能では、レベル2の自律走行・安全システムを搭載。
主な機能として、ドライバーが設定した速度を管理し、加減速で前方車両との車間を保つだけでなく、AT車では渋滞時などにおいて必要に応じて完全に停止するまで減速し、前方車両が再び動き出すと再始動することが可能です。
パワートレインは、1.4リッターターボエンジン「BOOSTERJET」と10kWの電気モーターを搭載。最高出力は129馬力、最大トルクは235Nmです。
2WDと4WD、MTとATをそれぞれ選択可能。
イタリアでのSクロスの価格は、2万8890ユーロ(約370万円)からです。
コメント
本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿は削除する場合がございます。