一般道を走れる自動運転車、公道実験へ 日産
日産が自動運転車の実験を公道で始めました。熟練ドライバーのような滑らかな運転を実現したといいます。
交差点やきついカーブにも対応可能
日産自動車は2015年10月29日(木)、一般道の自動運転も可能な実験車両を使用して、公道テストを開始したと発表しました。
使用する実験車両は、同社の電気自動車「リーフ」をベースとして、市販化に向けたシステムの信頼性向上を目的に開発。複雑な一般道の道路環境のなかでも、熟練ドライバーが運転するような、安全で滑らかなクルマの動きを実現したといいます。
一般道での自動運転を可能とするため、実験車両には、高精度な3次元計測で周囲にある物体との距離を正確に把握できるレーザースキャナーを装備。また8つのカメラにより、遠方まで360度の視野を確保し、交差点やきついカーブを走行するときにクルマの進む方向を的確に決めることが可能です。
日産は今後、日本だけでなく海外での公道テストも実施。2020年までには、交差点を含む一般道での自動運転技術を導入する計画です。
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提供:乗りものニュース