全長6m超えのトヨタ「センチュリー」初公開へ シャコタンで美しい究極仕様を2022年1月にお披露目!

トヨタが誇るショーファーカー「センチュリー」。ボディを1400mm延長した「センチュリーリムジン」なるものが2022年1月にお披露目されるようです。

長すぎるセンチュリーがスゴい!

 日本を代表するショーファーカーであるトヨタ「センチュリー」は、1967年に初代が発売されてから50年以上の歴史を持っています。
 
 そんなセンチュリーをリムジン化した「センチュリーリムジン」が2022年1月に世界初公開されるといいます。

え? めちゃくちゃ長すぎない!? ボディを1400mm延長した世界で1台の「センチュリーリムジン」(画像提供:NATS)
え? めちゃくちゃ長すぎない!? ボディを1400mm延長した世界で1台の「センチュリーリムジン」(画像提供:NATS)

 センチュリーは、皇室や政府関係者、大企業の社長や役員など、さまざまなVIPを安全かつ快適に移動させるために誕生。

 車名の由来は、初代が誕生した1967年がトヨタの源流である織機事業を興した豊田佐吉氏生誕100年かつ明治100年だったことから、英語で「一世紀=100年(センチュリー)」と名付けられました。

 1997年には2代目、2018年には3代目が発売され、2021年現在でも日本が誇るショーファーカーとして君臨しています。

 そんななか、2代目ベースにしたセンチュリーリムジンなるものが制作されているといいます。

 2代目のボディサイズは、全長5270mm×全幅1890mm×全高1475mm、ホイールベース3025mmです。

 パワートレインは、日本で唯一となる5リッターV型12気筒エンジンを搭載する最高峰の大排気量モデルとなります。

 この2代目をリムジン化したのは、千葉県にある自動車専門学校の日本自動車大学校(通称NATS)の学生達で、このセンチュリーリムジンには「NATS Low limo」の名称が名付けられました。

 NATSは車両コンセプトについて、次のように説明しています。

「“低く 長く 美しく” 高級セダンのセンチュリーをリムジン化。

 さらにローライダースタイルを取り入れることで和と米の融合を果たします」

 リムジン化するにあたりボディを1400mm延長することで全長6670mmとなり、延長部分の加工は学生達が切断・溶接・補強をおこないました。

 またローライダー仕様にするためにSKIPPER製のハイドロ・ニューマチックサスペンション「ハイドロリクス」を装着しています。

 見た目は正面や真後ろから見れば従来と変わらない2代目ですが、横から見ればその長さに驚きを隠せません。

 センチュリーリムジンの制作について、NATSの担当者は次のように話しています。

「センチュリーリムジンのローライダー仕様を製作しています。

 当初は新型センチュリー顔にスワップする予定でしたが、やはり部品が高く実現することができませんでした。

 ですので、2代目のTA-GZG50のままいくことになりました。また、1mくらいの延長が『やっぱり1m40cmまで延長したい!』となり、NATS史上最大のストレッチリムジンとなりました。

 さらにローライダー化(ハイドロ化)することで、めっちゃ長いめっちゃ低いセンチュリーが完成します。もちろん内装も製作しております」

※ ※ ※

 世界でただひとつの学生達が作り上げるセンチュリーリムジン。

 完成披露は2022年1月に開催される東京オートサロン2022のNATSブースでおこなわれるといい、最終的にはナンバープレートを取得する予定だといいます。

トヨタ・センチュリー のカタログ情報を見る

【画像】3000万円超えのセンチュリーが凄すぎ! 二度見するオーラを放つ超ド級仕様を見る!(98枚)

「えっ!カッコいい!」 マツダの「スゴいSUV」登場! どこが良いの?

画像ギャラリー

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす

【NEW】自動車カタログでスペック情報を見る!

最新記事

コメント

本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿は削除する場合がございます。

メーカーからクルマをさがす

国産自動車メーカー

輸入自動車メーカー