日産新型「フェアレディZ ロードスター」は2023年に登場? 美しいオープンスタイルのイメージがイイ感じ!
7代目となる日産新型「フェアレディZ」が日本でも今冬に発表されます。先行して北米では新型「Z」が発表されましたが、ファンの間ではオープン仕様となる「ロードスター」の登場が期待されています。では、登場するとなればどのようなスタイルが予想されるのでしょうか。
新型「フェアレディZ ロードスター」は2023年に出るか?
2021年8月18日に、日産は新型「フェアレディZ(米国名:新型Z)」を米国にて世界初公開しました。
米国での発売は2022年春で、日本でのフェアレディZの発表は今冬を予定しています。
そうしたなかで、オープン仕様の「ロードスター」を望む声も見受けられます。
では、新型フェアレディZをオープン仕様にするとどのようなスタイルになるのでしょうか。
日産のフェアレディZは、同社を代表するスポーツカーとして、1969年に初代モデルが登場しました。
その後、2代目、3代目、4代目、5代目、6代目とコンセプトを継承しながら続き、今回のモデルチェンジにて7代目へと進化しています。
オープン仕様に関しては、2代目、3代目にTバールーフを設定。4代目からフルオープンの「コンバーチブル」、5代目と6代目に「ロードスター」を設定していました。
どのモデルでも標準仕様が登場した後に追加される形でオープン仕様が登場していたことも共通しています。
日本においての6代目(現行)では、2008年に標準仕様が発売され、その翌2009年にオープン仕様(ロードスター)が追加導入されていました。
6代目は5代目に対してショートホイールベース化と大幅な軽量化をおこなうことに加え、3.7リッター「VQ37VHR」エンジンを搭載することにより、フェアレディZとしての極めて高い運動性能を実現し、ロードスターも性能的に進化しました。
同時に、オープン時には風の巻き込みが少ない快適な空間と、エアコンディショニングシートによる「心地よい」運転を楽しめるモデルでした。
しかし、日産は2014年9月にて日本での生産を終了するとアナウンスされ、約5年で6代目のオープン仕様は日本で販売されなくなり、北米市場ではその後もラインナップされていましたが2019年モデルから廃止されました。
そうしたなかで、前述の7代目となる新型フェアレディZに関して、2021年11月18日時点ではオープン仕様に関する情報は出ていません。
しかし、Zファンからはオープン仕様を熱望する声も出ているほか、米国ではスポーツカー=オープンカーという文化が古くから根付いているため、追加される可能性は大いにありそうです。
では、新型フェアレディZにオープン仕様が設定されたら、どのようなデザインとなるのでしょうか。
SNSでは、オープン仕様を予想するレンダリングがいくつか公開されています。
そのなかのひとつとして中国・杭州に住むカーデザイナーのSugar・Chow氏のレンダリングでは、さまざまな角度やボディカラーにて新型フェアレディZのオープン仕様をレンダリング。
フロント部分は標準仕様と変わりはありませんが、サイド部分では、標準仕様のクーペならではルーフからリアエンドに続くなめらかなラインではなく、代わりに少し盛り上がったトランクを備えルーフの格納スペースを確保したデザインに変更されました。
また、オープン時には運転席・助手席のヘッドレストが存在感を強調しています。
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新型フェアレディZの魅力について、チーフ・プロダクト・スペシャリストである田村宏志氏は「『Z』は日産のスピリットそのものです。『Z』はラインナップのすべての商品にワクワク感をもたらすだけでなく、すべての人をワクワクさせてくれます」と述べています。
そのワクワクのひとつとして、今後新型「フェアレディZ ロードスター」がデビューすることに期待せずにはいられません。
登場時期としては、歴代モデル同様に標準仕様が登場した後と考えられ、先代と同じ期間とすれば2023年に発売される可能性は高いです。
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【THANKS Photo】
https://www.instagram.com/sugardesign_1/?hl=ja
ロードスターより
Tバールーフの復活を望む。