【レギュラー160円台はいつまで?】 ガソリン価格なぜ高騰続く? 一般道と高速道で価格差ある理由とは
そもそもなぜガソリンは高騰している!? 高騰はいつまで続くのか?
最近はガソリン価格の高騰が叫ばれていますが、そもそもなぜガソリンは高くなっているのでしょうか。
通常、ガソリンのもととなる原油は、世界の各産油国から輸入をしています。
価格の変動には、こうした世界の産油国での政治や輸出状況、石油輸出国機構(OPEC)の生産調整、及び先物取引市場においてのさまざまなヘッジファンドや個人投資家などが取引に参入していることが複雑に絡み合っていることが主な要因となっています。
今回のガソリンの高騰の要因について、日本エネルギー経済研究所石油情報センターの担当者は以下のように話します。
「今回のガソリン高騰の主な要因は、原油の高騰です。
新型コロナウイルスの影響で世界全体の経済がストップしており、原油生産が抑制されていましたが、最近ではワクチン接種も増え、経済が少しずつ回復しており、徐々に需要が増加しています。
しかし、需要と供給のバランスのほかさまざまな事情から、供給が追いついておらず価格が高騰しています」
こうした世界情勢がガソリン価格の高騰に関係しています。今後について、ガソリンの高騰はしばらく見られるのでしょうか。前述の担当者は次のように話します。
「ガソリンの価格調査は毎週おこなっていますが、来週までの予想しか分からないため、今後について上がり続けるかどうかの回答は難しいです。
ただ来週の10月18日以降の価格を見ても現在の価格同様に値上がりは続いています」
※ ※ ※
今後、ガソリンの高騰が続くかどうかは不透明といえますが、ここ1か月のガソリン高騰は続いていくといえるでしょう。
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