3列7人乗りベストセラーSUV! 改良新型VW「ティグアン・オールスペース」欧州登場

独VWは2021年10月11日、ミドルサイズSUV「ティグアン」のロングホイールバージョン「ティグアン・オールスペース(Tiguan Allspace)」をマイナーチェンジ、プリセールスが開始されると発表しました。

内外装を一新した「ティグアン」のロングホイールベース版

 独VWは2021年10月11日、ミドルサイズSUV「ティグアン」のロングホイールバージョン「ティグアン・オールスペース(Tiguan Allspace)」をマイナーチェンジ、数週間以内にプリセールスが開始されると発表しました。

VW改良新型「ティグアン・オールスペース」
VW改良新型「ティグアン・オールスペース」

 改良新型ティグアン・オールスペースは、エクステリアを一新。新しいLEDヘッドライトを備えフロントまわりが変更されました。ボンネットはよりシンプルなラインを描き、LEDヘッドライトを備えた新たな幅広のラジエーターグリルに変更、デザインが新しくなったVWバッジは中央に配置されています。さらにバンパーデザインも一新されました。

 これにより、全長は従来型よりも22mm長い4723mmに変更。室内空間のサイズは従来型と変わりません。荷室容量は、3列7人乗りバージョンでは700リッターから最大1755リッター、2列5人乗りバージョンでは760リッターから1920リッターとなります。3列目シートは荷室下にきれいに格納することが可能です。

 LEDマトリックスヘッドライト「IQ.LIGHT」も選択できるようになりました。これはフロントカメラで対向車や先行車を検知し、マトリックスモジュールに搭載されたLEDを個別に制御することで、最適な配光を可能としたシステムです。

 改良新型ティグアン・オールスペースは、ドイツでは「ライフ」「エレガンス」「Rライン」という3グレードを展開します。エレガンスは内外装に多数のクロムメッキを用い、19インチアロイホイールを搭載。RラインはRロゴを備えた専用マルチファンクション・ステアリングホイールやカーボントリム、「デジタルコックピットプロ」、19インチまたは20インチの専用ホイールを選択できます。
 
 インテリアでは、第3世代となるモジュラーインフォテインメントマトリクス(MIB3)」を搭載。オンライン接続が可能で、ネットワーク化を果たしています。さらにApple CarPlayのワイヤレス機能にも対応しています。またオプションで480Wのハーマン・カードン製のプレミアムサウンドシステムも選択可能です。

 車両価格は、150馬力の1.5リッターTSIと6速MTを組み合わせた「ライフ」グレードが3万6230ユーロ(日本円で約474万円。ドイツの付加価値税VAT 19%込)からとなっています。

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