トヨタが新型SUVのビジュアルを世界初公開! 黄金に輝く新型「フロントランダー」にトヨタマーク採用
トヨタが黄金に輝く新型SUV「フロントランダー」を世界初公開! 新型「カローラクロス」似ていますが、関係性はどうなっているのでしょうか。
新型SUV「フロントランダー」ってどんなモデル?
2021年9月25日、中国市場向けのトヨタのホームページにて黄金に輝く新型SUV「フロントランダー」のティザービジュアルが公開されました。
新型モデルのビジュアルを見る限り、トヨタ新型「カローラクロス」に似たデザインのようですが、どのような関係性があるのでしょうか。
カローラクロスは、2020年7月9日にタイで世界初公開され、同国での販売を開始しました。
その後、アセアン地域で順次販売されたほか、2021年7月には米国にて発表、10月に発売が予定されています。
一方、日本ではそれまでの海外仕様とフロントフェイスのデザインとエンブレムが異なるカローラクロスが2021年9月14日に発売されました。
カローラクロスは、TNGAプラットフォーム(GA-C)を採用。ボディサイズは国や地域により異なりますが、日本仕様は全長4490mm×全幅1825mm×全高1620mm、ホイールベース2640mmとなっています。
これまで登場した海外仕様のエクステリアデザインは、フロント上部にメッシュグリル、中央部に樹脂パーツ、下部にロアグリルという構成に加えて、トヨタマークのエンブレムを採用していました。
一方で日本仕様では、フロント上部が12代目「カローラシリーズ」と似たようなデザインになっており、フロント下部には大きく開口されたロアメッシュグリルとそれを囲む形でシルバー加飾(グレードにより黒樹脂)を装着し、カローラブランドを表す「Cマーク(花冠)」が採用されています。
これらのデザインについてカローラクロスのチーフエンジニアの上田泰史氏は次のように説明していました。
「タイと日本では、市場の志向が異なります。
タイなどではタフさが重視されていたこともありデザインのコンセプトは『アーバンタフネス』でした。
しかし日本では、たくましさだけでなく、洗練さなど重視して『アーバンアクティブ』としたため、デザインが異なります。
エンブレムに関しては、トヨタのなかでカローラの伝統を大切にしている部分がありますので、日本仕様では花冠の『Cマーク』を付けました」
また、2021年9月中旬の取材で「今後の日本仕様デザイン」に関して、前述の上田氏は「カローラはグローバルで展開していることもあるほか、今後も大切にしていきたいブランドです。ただ、同じままだと新鮮味がなくなることもあるので、フレキシビリティは残しておきたい」と意味深な発言をしていました。
そうしたなかで、前述の通り中国で公開された新型フロントランダーですが、ホームページ上ではサイドシルエット、ヘッドライト、フロントグリルのティザービジュアルがお披露目されています。
これらのビジュアルを見る限り、日本仕様のカローラクロスと同様のモデルと考えられますが、フロント部分には「Cマーク」ではなく、「トヨタマーク」のエンブレムが採用されています。
また、新型SUVの車名は「フロントランダー」になるとされており、カローラクロスではありません。
中国市場でトヨタは、前述の広汽トヨタ(広州汽車との合弁会社)と一汽トヨタ(第一汽車との合弁会社)のそれぞれでクルマを販売しています。
そのため、広汽トヨタから日本顔&トヨタマークのフロントランダーが登場するということは、一汽トヨタでは海外顔&カローラマークを採用したカローラクロスの登場が予想出来ます。
いまや、世界最大級の自動車市場となった中国では、トヨタの広汽と一汽に限らず、ホンダでは東風と広汽、日産では東風と鄭州など複数の合弁会社を展開。
とくにホンダは、トヨタと同様に同一モデルを「フィット(広汽)」と「ライフ(東風)」という形でラインナップしています。
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今回の新型フロントランダーはティザービジュアルのみがお披露目されていますが、2021年11月に開催される「広州モーターショー」にて正式発表されるようです。
中国における新型カローラクロスも同じ時期に登場するのではないかといわれています。
トヨタマークでいい。はっきり言ってCマークはダサい。
車種別にエンブレムは止めてほしい謎習慣。
(。´・ω・)ん?
フォレスター?