総勢112名! ベントレーが史上最多の研修生を受け入れ その狙いは人材育成か
112名もの研修生をベントレーモーターズは受け入れました。どうしていま、クルーを拠点とする4000名強の従業員の一員として、これほど多くの研修生を受け入れるのでしょうか。
研修プログラムを通じて将来の人材を開発
ベントレーモーターズは2021年9月15日、ベントレー史上最多の研修生をアプレンティス、学部生、卒業生から迎え入れたと発表した。
●112名の研修生が参加するベントレー最大の変革プログラムとは?
112名の研修生は、クルーを拠点とする4000名強の従業員の一員として、ベントレーの102年の歴史のなかで最大の変革プログラムに参加するという。
プログラムの段階的な導入により、39名のアプレンティスと39名の学部生がこの2週間、ベントレーでのキャリアをスタートさせており、10月には14名の卒業生が続く予定となっている。
これらの研修生たちは、エンジニアリング、生産、マーケティング・コミュニケーション、プロジェクトマネジメント、人事、デジタル・ITなど、ベントレーのさまざまな分野で活躍することになる。
今年すでに入社している20名のアプレンティスと合わせると、2021年の研修プログラムの規模は過去最大であり、このことはベントレーが研修プログラムを通じて、将来の人材開発に取り組んでいることを示していると説明。
変革的なビヨンド100戦略の目標に向け、将来の会社形成を支援するために、研修生の3分の1はデジタルイノベーションに特化して取り組む計画となっている。
●ベントレーが持続可能なラグジュアリーモビリティのグローバルリーダーとなるための計画とは?
ベントレーは持続可能なラグジュアリーモビリティのグローバルリーダーとなり、ビジネスのあらゆる側面を刷新することを目指している。そして2020年に発表されたビヨンド100戦略において、その具体的な目標が示された。
この戦略の最優先事項は、カーボンニュートラルとなることと、2030年までに全モデルを完全に電動化することである。
このような未来のベントレーを計画し構築するために、より多様性を重視し、さまざまな分野でスキルアップを図ることで、デジタルイノベーターや創造的思考を有する最高の人材を幅広く集めているのだ。
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早期キャリアと将来の才能に対するベントレーの継続的な取り組みについて、人材・エンゲージメント・変革担当責任者であるニコラ・ジョンソン氏は、次のように述べている。
「ベントレー及び自動車業界全体は、かつてない速さで変化しており、デジタルマインドセットを持った次世代のリーダーを採用することは、持続可能なラグジュアリーモビリティのリーダーとなるという戦略の重要な部分を占めています。
私たちの未来を形作ることができる最高の人材にフォーカスし、新しいベントレーのビジョンを実現するために共に働けることを大変嬉しく思っています」
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これらの活動によりベントレーは、2021年の初めに、国際的に高い評価を受けている「Top Employers Institute」から10年連続「Top Employer(優良な雇用主)」に認定された。これは、自動車ブランドとして唯一のことである。
なお、Top Employers Instituteは、デジタルトランスフォーメーションを通じて従業員の体験を継続的に改善し、採用プロセスを強化。人材を育成・開発するためにあらゆる努力をしている雇用主を世界的に表彰する団体である。
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