55万円! ポールスター製「モトコンポ」の電動版!? をクルマに積んでどこいこう?
かつてホンダ「シティ」のラゲッジに積載できる「モトコンポ」というバイクがありましたが、そのコンセプトを電動で実現したのがポールスターでした。見た目も無骨でギア感に溢れていて、整備性もよさそうです。ただし、電動車「ポールスター2」で運ぶには、トゥバーが必要です。
電動バイクをEVに積載して行動範囲を広げよう!
2年に一度開催されていたフランクフルトモーターショーは、2021年から名称を「IAA MOBILITY」に、開催地もミュンヘンへと変更して、9月7日から12日という期間で開催されることとなった。
このことからもわかるように、このショーはクルマだけではなく、もっと大きなモビリティのショーケースとして位置づけられることになった。そのため出展企業も出展内容も多彩だ。
そこでVAGUEでは、電動バイクに代表されるマイクロモビリティに注目してみた。
●クルマに積んでどこに行こう?
ポールスター社とCAKE社のコラボレーションによって生まれた、電動バイクを紹介しよう。
「Makka – Polestar edition by CAKE」とネーミングされたこのモデルは、モーターを原動機とする電動バイクとなっている。この電動バイクのポイントは、ポールスター社が販売している電動車「ポールスター2」のリアに専用のトゥバーを装着することで積載でき、走行中に充電できるというクルマと電動バイクの融和にある。
すでに発売されており、ポールスターのホームページでは4200ユーロ(邦貨換算約55万円)というプライスだ。
「この軽量なバイクは、コードを介してポールスター2に接続され、クルマからの充電も可能で、都市部だけでなく田舎の探索にも対応できます」と語るのは、ポールスター社のCEOであるトーマス・インゲンラス氏だ。
CAKE社のCEO兼創業者であるステファン・イッテルボーン氏は、「渋滞で時間を無駄にしたり、駐車場を探したり、満員電車で体を縮めたりするのではなく、ポールスターのチームと一緒に、未来のモビリティをフレキシブルでアクセスしやすく、エミッションフリーなものにしたいと考えています」と語っている。
ボルボ・カーズとジーリー・ホールディングスが設立したプレミアム・エレクトリック・パフォーマンスカーブランドであるポールスターは、現在2種類の電動パフォーマンスカーを生産している。
カーボンファイバー製のボディを持ち、609psの出力と1000Nmのトルクを発生する、ハイブリッドパワーユニットを装備した「ポールスター1」と、ピュアEVのポールスター2がそれだ。
今後ポールスターは、電動パフォーマンスSUVの「ポールスター3」の発売も予定。この「Makka – Polestar edition by CAKE」は、オーナーの行動範囲を、より一層広げてくれるモビリティとして期待したいものだ。
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