【300台限定】映画『007』の世界観そのままの「ディフェンダーV8ボンドエディション」は全身真っ黒の極悪仕様
映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』が、度重なる公開延期を経て、ついに2021年10月1日に公開決定! そこで映画の公開に合わせて、劇中車を車輌提供しているランドローバーからSVOの手による「ディフェンダーV8ボンドエディション」が限定リリースされます。
世界限定300台のボンドエディション
映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』の日本公開日が、2021年10月1日に決定した。当初2020年4月の日本公開を予定していた本作だが、新型コロナウイルスの影響を鑑み、全世界の映画興行における状況が検証された結果、3度の公開延期がなされた経緯がある。
多くの熱狂的な007ファンや映画ファン、そしてボンドカーの活躍を期待する自動車ファンにとっても、それは長きにわたり待ち続けた朗報といえるだろう。
●ブラックに統一された『007』エディション
今回の『ノー・タイム・トゥ・ダイ』で、007はシリーズ25作目を迎えるが、この映画に車両を提供するジャガー・ランドローバーは、それを記念してランドローバーのSVO(スペシャル・ビークル・オペレーション)による、限定車の「ディフェンダーV8ボンドエディション」をリリースした。
ディフェンダーV8ボンドエディションは、ディフェンダーの「90」、「110」のいずれにも用意されるが、その各々の台数はファースト・リリースによればまだ決定していないようだ。
ただし英国市場においては90が5台、110が10台のデリバリー予定で、世界全体ではトータルで300台とだけ判明している。英国の比率から考えれば90が100台、110が200台と予測することも可能だろう。
キャビンには、300台中の何番目のモデルであるのか、そしてSVビスポークのロゴが施されるという。
ホイールも含め、完全にブラックで統一されたエクステリアは、確かに戦闘的な雰囲気だ。夜にドアを開けば、地面には「007」のグラフィックが照らし出され、インテリアには証明で照らされた「ディフェンダー007」のトッププレートと、V8ボンドエディション用に特別に設計された、インフォテインメントシステムの起動アニメーションが採用されているという。
フロントに搭載されるエンジンは、5リッターV型8気筒スーパーチャージド・ガソリンで、最高出力は525ps、最大トルクは625Nmを発揮する。組み合わせられるトランスミッションは8速ATで、0−100km/h加速は4.9秒。
サスペンションもSVOの手によって特別にチューニングされ、高速走行を始め、その走りは新しいレベルのパフォーマンスを手に入れたといっていいだろう。
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気になるのは、日本に何台のボンドエディションが上陸を果たすことになるのかだが、争奪戦はかなり激しいものになるのは確か。もちろん将来のプレ値にも大きな期待が持てそうだ。
また、劇中に登場するディフェンダーはどのようなアクションを見せてくれるのか。ボンドカーとともにそれも大きな楽しみだ。
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