待望の日産新型「フェアレディZ」世界初公開! 「Zプロト」登場から1年で新型「Z」は何が変わったのか
プラットフォームはZ34から継承か
車体はZ34から不変の2550mmのホールベースからも解るように、FMプラットフォームが継続採用されますが、エンジンのパフォーマンスアップに合わせてボディ剛性向上はもちろん、より厳しさを増す衝突安全性能にもシッカリ対応。
ステアリングは、Z初となるEPS(ラックアシストタイプ)の採用やフロントタイヤのワイド化(フロント:245/40R19→255/40R18、リア:275/35R19は不変)も相まって、コーナリング性能は最大で13%アップ。
サスペンションはフロント:ダブルウィッシュボーン/リア:マルチリンクと基本構造は不変ですが、ジオメトリー変更による直進安定性向上、新設計となるモノチューブ式ダンパーによるロードホールディング性/快適性向上などなど、総合性能が大きく高められているようです。
田村氏は「目指したのは、市場最高の『Z』を作ること。そのためには、パワフルで俊敏なだけでなく、ドライバーとの一体感を高めることを目指しました」と語っています。
この辺りは絶対的な速さはGT-Rに任せ、Zは自分で操る歓びといった気持ち良さの部分を重視している証拠といえるでしょう。
ちなみに安全/運転支援系のデバイスは内容は不明ながらも、フロントバンパー下/ルームミラー付近の形状(センサー部分)、さらにはステアリングスイッチ(右側)などから推測すると充実しているようです。
ちなみに日本仕様の「フェアレディZ」の発表は今冬を予定していると発表されていますが、Zのキャラクターや田村氏の性格から推測すると、2022年の東京オートサロンなのは間違いないでしょう。
日産はこの1年で大きく変わり始め、業績も着実に回復しています。
やはり自動車メーカーである以上は“クルマ”で勝負する事が最大の特効薬であることを証明しています。
ちなみに先日発表した「アリア」は最先端の電動化と運転支援技術を搭載する次世代のクルマに対し、Zは革新の伝統を受け継ぎドライバーが主役となるクルマと真逆のキャラクターです。
しかし、どちらもラインアップしているのが重要なことだと筆者は考えています。
「生きるための価値」を体現したアリア、そして「生きるための歓び」を体現したZ、どちらも「技術の日産」の証といえるでしょう。
Writer: 山本シンヤ
自動車メーカー商品企画、チューニングメーカー開発を経て、自動車メディアの世界に転職。2013年に独立し、「造り手」と「使い手」の両方の想いを伝えるために「自動車研究家」を名乗って活動中。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。
ヤバい。スープラよりカッコいい!
Gノーズオプションでないの?ないなら作って欲しい。
安心感を覚えるデザイン。かっこいいね。
正面の顔がイカつい。他はナイスなだけに、顔が残念で仕方ない。
顔が、間の抜けたウミガメ。
どんどんカッコ悪くなって行く…。
また30に乗れる!もう、買いたいと思うZは出ないと思ってたので、ビックリです。30に乗ってた人は買いましょう!
後ろは素晴らしい!
前は残念!