トヨタ、3年残価率は驚異の70%!? アルファード&プリウスより価値が高いクルマはナニ?
クルマを購入する際に残価設定ローンを利用する人は年々増えているといいます。それに伴い「残価率」を気にする人も多くなっていますが、国産車でもっとも高い残価率を誇るのはどの車種なのでしょうか。
残価設定ローンを使うと、新型ランクルは153万円?
近年、クルマの購入方法として残価設定ローンが定着していますが、残価を決める際に残価率というものが車種によって決められています。
国産メーカーのなかで比較的に残価率が高いトヨタですが、3年後の残価率でもっとも高いのはどの車種なのでしょうか。
残価設定ローンは、基本的に販売店(メーカー)が将来の買取額を保証することで、ユーザーは車両価格からその残価を引いた金額(と金利)を支払うという仕組みです。
車両価格が300万円のクルマを例に取ると、仮にそのクルマの3年後の残価率が50%だった場合、ユーザーは3年間で150万円(と金利)を支払えばよいことになります。
もし残価率が60%だった場合は3年間の支払額が120万円+金利、逆に残価率が40%だった場合は180万円+金利となります。
残価率にかかわらず、金利は車両価格全体に対して発生することや、走行距離や車両の状態によっては追加料金が発生する場合もあるといった「落とし穴」もあるため、メリットばかりではありませんが、それでも「ワンランク上のクルマを買える」や「現金の持ち出しを少なくできる」などの理由から、近年残価設定ローンの利用者が増えているといわれています。
残価率は、基本的に中古市場でのニーズによって設定されることになります。
つまり、中古車でもある程度高値で再販できるような車種は、販売店(メーカー)も強気の残価率を設定することができるのです。
そうしたなかで、2021年8月2日に新型が発表された新型「ランドクルーザー(300系)」には、驚異の残価率が設定されていることが明らかになりました。
先代(200系)も非常に高い残価率を誇っていることで知られており、具体的には3年後の残価率が65%(2021年6月時点)となり、50%前後が平均といわれるなかで、かなりの高水準となっていました。
しかし、新型ランドクルーザーは先代をさらに上回る3年で70%もの残価率が設定されています。
グレード別では、ガソリン車の残価率が3年70%、4年63%、5年56%、ディーゼル車は3年67%、4年60%、5年53%となり、いずれの数値も非常に高水準であることがわかります。
例えば、新型ランドクルーザーのエントリーグレード(510万円)を、残価設定ローンで利用して購入する場合、3年後には357万円での買取が保証されることになり、実際の支払額は153万円と金利となります。
2021年7月に発表されたばかりの新型「アクア」を現金で購入するよりも少ない予算で、500万円を超すクルマを所有できるということになるというから不思議です。
ちなみに、新型ランドクルーザーに匹敵する残価率の高さを誇るのはトヨタ「クラウン」で、3年後の残価率は同じく70%に設定されています。
ただし、これは新車よりも中古車のほうが節税効果は高いという日本の税制上、高年式の中古車に一定の需要があることに起因していると考えられるため、やや特殊な例といえます。
実際に、クラウンの場合は、4年後は55%、5年後は44%と、新型ランドクルーザーに比べて下落傾向にあることがわかります。
このことから、新型ランドクルーザーが事実上の「国産車としてはもっと高い残価率が設定されたクルマ」であると考えられます。
ちなみに、輸入車ではフェラーリが75%もの残価率を設定している例があるようです。
メンテナンス次第で一生乗れる。壊れても乗り潰せるクルマ。
一生乗り続ける気なら残価ローンは損でしかない。
トヨタ車の場合、昭和の時代からランクル、ハイエース、ハイラックス、ダイナのディーゼルって鉄板でしたね。
古くなると国内ではゴミ扱いされてましたが海外ではお宝でしたのでそれを知らないユーザーは業者のカモになっちゃってましたよ。
ディーラーもその事を知ってはいましたが下取りはタダ同然でユーザーには言う事は無く業者とはWinWinでしたね。
業者には無理を言いますのでタマにはウマイい蜜を吸わさないとね。