女子2人が「トヨタ救急車」をキャンピングカーに大変身!? DIY初心者がキャンピングカーを作る訳とは
YouTubeクリエイター(YouTuber)である「チキチキバンバン」が、救急車をキャンピングカーに改造する過程をYouTubeで投稿しています。一体なぜ、キャンピングカーに救急車を選んだのでしょうか。
救急車をDIYでキャンピングカーに! YouTuber「チキチキバンバン」の挑戦
YouTubeクリエイター(YouTuber)の「チキチキバンバン」は、救急車をキャンピングカーに改造する過程をYouTubeに投稿しています。
一体なぜ、キャンピングカーに救急車を選んだのでしょうか。
チキチキバンバンは、「まりこ」「ちも」の女性2人組で、2人ともDIY初心者ながら「移動する部屋」×「絶景」を目指して、キャンピングカーをDIYする動画を日々投稿しており、チャンネル登録者数は、2021年7月26日現在で、6万6800人となっています。
そんな2人がキャンピングカーを目指して改造しているクルマは、ミニバンのようなクルマではなく、なんと中古の救急車です。
この救急車は、トヨタ「グランビア」がベースとなっているトヨタ「ハイメディック」と呼ばれる高規格準拠救急車です。
彼女たちが購入した車種は2代目で、1997年から2006年に販売されていたモデルです。
ボディサイズは、全長5610mm×全幅1800mm×全高2490mmと、救急車として使用されていたことから広い室内空間を活用したキャンピングカーにも適しているといえます。
エンジンは、3.4リッターエンジンが搭載されており、搭載されている4WS(四輪操舵)が、全車輪に対して能動的に舵角を与えることで、高い速度域での車両安定性の向上や、極低速域での小回り性の向上を実現しています。
また、インバーター電源で100Vをとれるコンセントが各部に配置されているなどキャンピングカーとしての利用には最適な設備が搭載されているといえます。
では、この救急車をなぜキャンピングカーに改造することになったのでしょうか。
その理由について、チキチキバンバンのちもさんは、以下のように話します。
「元々はハイエースをキャンピングカーにDIYしようと思っていたので、中古車屋にハイエースを探しに行きました。
そのときに対応してくれた店長に条件(予算100万円、空間の広さ、リセールバリュー)を伝えたところ、ハイエースももちろん紹介していただいたのですが、冗談半分で救急車がちょうどオークションに出ていることを教えていただきました。
最初は『いやいや、さすがにないかな』と考えていたのですが、よくよく考えると提示した条件を満たしていること、そして何より日本で元救急車をベース車にしてキャンピングカーにDIYしている人はまだいないと思って、とても魅力的だと思い挑戦したくなりました」
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中古車屋での運命の出会いから、救急車を使ってのキャンピングカーでの改造をはじめることになったチキチキバンバンの2人。
では、そもそもどういった理由からキャンピングカーをDIYしようと思ったのでしょうか。
チキチキバンバンのちもさんは、以下のように話します。
「YouTubeを始める前の会社員時代は、会社と家を往復する日々でとても窮屈さを感じていました。
学生時代はいろんなところに旅行に行ったり自由な時間がありとても充実していたのですが、社会人になった途端自由さがなくなってしまった気がしました。
『部屋から毎日違う絶景が見えたらどんなにいいか』『そんな環境で働けたら最高だろうな』と思っている時期に見つけたのが海外のインスタグラマーの『バンライフ』でした。
一度しかない人生なら、思いっきり好きなことをやってみよう!と思ったのがキャンピングカーを作るきっかけとなりました」
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こうした理由からまりこさんと2人でYouTubeを始め、日々動画の投稿を行っています。
当初キャンピングカーを購入する際、お互いの家族からは怪訝した顔をされたそうですが、特別否定や反対はされず、今では、一視聴者として応援してくれているといいます。
SNSでも、「作業頑張って下さい!」「がんばれ、チキチキバンバン!」「チキチキ号楽しみです!」といったような、応援のコメントが多く寄せられています。
もうちょっと色の選択肢はなかったのか?
この形の救急車には、救急救命士として、もの凄い思い入れがあります。
もう、引退している個体が多い中、愛情注いで蘇らせてくれてありがとうございます。
可愛い車になってます❣️
ずっと応援してます。救急車なので、きちんとお祓いをしたり、たまに失敗して再作業になったりと楽しませてもらってます。まりこが既婚なのがちょっと残念?
病院に間に合わずに車内で亡くなった方も多いのでしょうね。
しらけさせる事言うなよ!