オープンカーは洗車機に入れていい? 雨風に耐える強度あるも洗車機NGな理由とは
「一度はオープンカーに憧れる?」では、オープンカーは洗車機に入れても大丈夫なのでしょうか。
ソフトトップのクルマは洗車機に入れても大丈夫?
ガソリンスタンドや、セルフ洗車場で目にする洗車機は、時間がないときの洗車に便利です。
近年の洗車機は、ボディに傷がつきにくくなったり、センサーの感度も向上したりと、昔に比べて進化しています。
そんな洗車機では、車種や車高の制限により、一部利用できないクルマがありますが、ソフトトップのクルマでは、洗車機を使用することはできるのでしょうか。
洗車機では、ルーフキャリアがついているクルマや、洗車機の範囲に収まらない大きすぎるトラックやバスなどの大型車両は使用に条件があります。
そのなかで、ソフトトップ仕様のオープンカーでは、布やビニールなどのソフト素材を使っています。こういった車種の場合ではどうなのでしょうか。
これについて、国内で高シェア率を誇る洗車機メーカーの担当者は、以下のように話します。
「ソフトトップのクルマを入れることは、原則として禁止という形を取らせていただいております。理由としては、防水性に劣る点が挙げられます」
ソフトトップのクルマは、質感が一般的なクルマに比べて柔らかいため、破損の可能性が考えられます。
一方で、SNSではソフトトップのクルマを洗車機に入れているという人が見受けられ、洗車機を用いている人もいることが分かります。
ソフトトップ仕様のオープンカーとなるマツダ「ロードスター」を販売する店舗スタッフは次のように話しています。
「ロードスターの幌は、基本的に雨風による浸水はありません。
しかし、洗車機や高圧洗浄機などを使った洗車の際に、幌と窓の隙間にピンポイントに当たってしまうと、水が漏れ出す可能性があります。
そのため、ソフトトップのメンテナンスは、基本的には薬品を使わない水洗いを推奨しています」
※ ※ ※
ソフトトップ仕様でも数回の洗車機であれば問題ない可能性もありますが、ハードトップとは異なり、確実に何らかのダメージを与えているといえます。
そのため、基本的にソフトトップ仕様のクルマでは手洗い洗車が推奨されます。
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