道路のオレンジ線って踏んで大丈夫? 「いい時と悪い時」の違いとは
車線境界線の場合、オレンジには要注意
では、車線境界線についてはどうでしょうか。「車線境界線の白い実線と白い破線」は、車線変更も追い越しも可能となっています。
しかし、白の実線は、その区間に「追い越しや進路変更禁止の標識や法規」があるケースが多く、車線を強調するためといわれています。

例えば、交差点30m手前などの追い越し禁止場所が白い実線となっているのは、そのためです。
「車線境界線のオレンジの実線」は、車線変更も追い越しもすべて禁止です。
車線境界線のオレンジの実線について、前出の交通課職員は次のように話します。
「車線境界線の場合は、オレンジの実線は気をつけてください。前方車両がどんなに遅い場合でも、車線変更も追い越しも禁止です。
オレンジの実線が引かれた場所で、あおり運転による事故やトラブルは発生している例があります」
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センターラインや車線境界線は円滑な交通を図るために、適材適所で設置されています。
そのため、それぞれの意味を改めて意識することで、交通事故の軽減にもつながります。
Writer: Peacock Blue K.K.
東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。
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