レクサス「RX」の無料自動運転タクシー登場! 近未来の生活が米国で始まる?

トヨタモビリティ財団などは、米国で無料の自動運転シャトルの運行を開始しました。レクサスとポラリスGEMの車両を使ったそのサービスは、どのようなものなのでしょうか。

インディアナポリスの街を10分から15分間隔で巡回

 トヨタモビリティ財団(TMF)とエネルギーシステムネットワーク(ESN)、インディアナ経済開発公社(IEDC)は、自動運転技術とシャトル運行の牽引企業であるメイ・モビリティ社と共同で、無料の自動運転シャトルサービスを米国・インディアナ州のインディアナポリスで2021年6月から始めました。

レクサス「RX 450h」を改造した自動運転シャトル用車両(画像:トヨタ米国法人)
レクサス「RX 450h」を改造した自動運転シャトル用車両(画像:トヨタ米国法人)

 このサービスは、インディアナポリスのダウンタウンとインディアナ大学・パーデュー大学インディアナポリス校(IUPUI)を10分から15分間隔で巡回しています。

 9つの停留所では、運行状況が表示されるほか、QRコードでシャトルの詳細サイトにアクセスもできます。

 運行は月曜から金曜までの朝7時から夜19時まで。期間は11月19日までの予定です。

 車両は、メイ・モビリティの自律走行技術を搭載したレクサス「RX 450h」5台と、車いす対応のポラリス「GEMシャトル」1台を使用しています。

 このシャトルサービスは、TMFとESNが2021年初めに発表した「Together in Motion Indiana」の一環です。

 Together in Motionとは、モビリティの革新的技術の相互運用性を検証し、ヒトやモノの効率的な移動を促進するために、関係者が一堂に参加する取り組みです。

 今後、メイ・モビリティは2021年11月にインディアナ州フィッシャーズでも自動運転シャトルの運行を始める予定です。

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Writer: くるまのニュース編集部

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