日産、新型モデル発表間近!? セダン初のe-POWER車「シルフィ」を中国に導入へ
新型「シルフィe-POWER」のデザインはどうなる?
気になる外装デザインも同時に公開されている写真から見ることができます。
前後に装着されている日産のエンブレムは、2020年8月に発表された、よりフラットでシンプルな新CI(ロゴ)のものが確認でき、中国ではこのシルフィ e-POWERが新CIを採用する初のモデルとなる模様です。
また、既存のシルフィはフロントグリルが一般的なハニカムメッシュとなっているのに対し、シルフィe-POWERは和柄などでもおなじみの「鱗文様」を採用したデザインとなっており、おしゃれな印象を与えています。ヘッドライトも既存モデルとは異なるe-POWER専用のデザインです。
リア部分は、テールライトもヘッドライト同様、既存のモデルとは差別化されています。
エンブレム類は既存のシルフィにも見られる「日産CIロゴ」「SYLPHY」「東風日産」に加え、「e-POWER」エンブレムが右下、そして謎の「300」と読めるようなエンブレムが左下に追加されています。
この「300」が何を指すかは不明ですが、一説にはモーターの最大トルクを表しているのではないかといわれています。

シルフィe-POWERは、2021年下半期に登場すると考えられますが具体的な日程は依然として不明です。
しかし、工信部に届出がなされた段階にあるということは正式発表までもう間もないと考えられるでしょう。
筆者(加藤ヒロト)は、2021年11月に中国・広州で開催される広州モーターショーで発表されるのではないかと見ていますが、推測の域を出ません。
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日産は、2021年に投入するシルフィe-POWERを皮切りに、2025年までに6種類のe-POWERモデルを投入すると2021年の上海モーターショーで発表しました。
環境意識が高まる中国の「新能源車(中国語で新エネルギー車の意)」市場に、中国でもっとも売れている乗用車であるシルフィからの新しい提案がどのように受け入れられるか、今後も注視していきたいと思います。
Writer: 中国車研究家 加藤ヒロト
下関生まれ、横浜在住。2017年に初めて訪中した際に中国車の面白さに感動、情報を集めるうちに自ら発信するようになる。現在は慶應義塾大学環境情報学部にて学ぶかたわら、雑誌やウェブへの寄稿のみならず、同人誌「中国自動車ガイドブック」も年2回ほど頒布する。愛車は98年式トヨタ カレン、86年式トヨタ カリーナED、そして並行輸入の13年式MG6 GT。





































