デビューから5年経っても人気! ホンダ「フリード」が好調なワケとは
2列/3列シートを備えたコンパクトミニバンのホンダ「フリード」。デビューから5年目となる現在でもホンダの屋台骨を支えるベストセラーモデルとなっています。その魅力はどこにあるのでしょうか。
ホンダで1番売れているクルマ
ホンダのコンパクトミニバン「フリード」。同社の屋台骨を支えるベストセラーモデルとなっていますが、その魅力はどこにあるのでしょうか。
2代目となる現行モデルは、2016年のデビューから5年が経過しているにもかかわらず、好調な販売となっています。
2021年4月のフリードの登録車月間販売台数は、9位の5426台となっており、ライバルのトヨタ「シエンタ」を上回るほか、同社のコンパクトカー「フィット」をも抜いて、ホンダの登録車としては一番売れているクルマです。
初代フリードは「モビリオ」の後継車として2008年5月に登場しました。
「This is サイコーに ちょうどいい Honda!」のキャッチフレーズとショーン・レノン氏が登場するCMが話題となりました。
モビリオがヨーロッパのトラム(路面電車)をイメージしたデザインだったのに対し、初代フリードは躍動感のあるアクティブなスタイリングで幅広い層に好評を得た結果、発売当初から好調な販売を記録。
その後、2016年9月に2代目となる現行モデルが発売され、2017年12月にコンプリートモデルとして「モデューロX」を追加。2019年10月には内外装デザインの刷新やSUVテイストを盛り込んだ「クロスター」というグレードが追加されました。
現在もミニバンジャンルで好調ですが、その要因はどこにあるのでしょうか。ホンダの販売店スタッフは次のように話しています。
「初代フリードのキャッチコピーにもあったように、やはり『ちょうどいい』ということに尽きるのではないでしょうか。
コンパクトなボディに広い室内、使い勝手のいいスライドドア、安全装備も充実し燃費も悪くないなど、大きな欠点がないことがお客さまにとっては選びやすいポイントとなっているようです」
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SNS上でも「今でも最高にちょうどいいホンダ」や「大きすぎないので取り回しがしやすくちょうどいい」といったコメントが見られました。
フリードの車名の由来は「Freedom(自由)からの造語。従来の常識や定石にとらわれることなく、どこまでも自由な発想で追い求めたクルマ、また、Free(自由な)+do(行動する)という意味がありますが、コンパクトミニバンというジャンルを自由な新しい視点で捉えなおしたことが、人気の背景にあるといえるかもしれません。
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