「家の車はセダン」は過去? いまや定番はSUVに! セダン復活には何が必要なのか
セダンの復活に必要なのは…何?
では、今後セダンが復活するには何が必要なのでしょうか。
筆者(瓜生洋明)の結論をいえば、おそらく近い将来、セダンはいまよりもラインナップが縮小されてしまうと考えます。
自動車業界の大きな潮流である電動化の流れのなかでは、バッテリーなどを搭載するスペースを確保しやすいSUVとの相性が良いと考えられるためです。
もちろん、ファストバックと呼ばれるセダンに近いボディタイプを含めれば、すべてのクルマがSUVやミニバンになってしまう可能性は低いと思われますが、少なくとも現在よりもラインナップが拡充されるとは考えにくいでしょう。
一方、かくいう筆者は国産セダンを愛用しています。もともとはSUVを目当てにディーラーに足を運びましたが、セダンのスタイリングとドライブフィールの良さから、半ば一目惚れでそのクルマを購入したという経緯があります。
一個人の意見といえばそれまでですが、ここにセダン復活の鍵があるように思います。
正直なところ、居住性や積載性など、日常生活で求められる使い勝手は、多くの場合SUVのほうが優れています。
近年ではSUVのほうが選択肢も多いため、さまざまなニーズに対応できるのも魅力です。
つまり、駐車場の高さに制限があるといった理由がない限り、SUVのなかから選んでおくほうがユーザーにとってはメリットが多いといえます。
では、セダンを積極的に選ぶ理由はどこにあるのでしょうか。
流麗なスタイリングや、フォーマル性、そして全高が低いことによるスポーティなドライブフィールなど、セダンのメリットを挙げることはできますが、突き詰めて考えれば「好きだから」といった理由以外にはないのではないでしょうか。
繰り返しになりますが、日常生活で求められる機能面では多くの場合SUVに分があります。だからこそ、セダンは感性に訴えかける必要があると考えます。
思えば、2018年に登場した現行クラウンも、TVCMなどでは「ニュルブルクリンクで磨いた走り」といったように感性に訴えかけていました。
そのほか、国内外の多くのセダンがスポーティさ、あるいは高級感といった感性的な側面をアピールしています。
つまり、「ふつうのクルマ」としてのセダンは、すでにほぼ皆無だといえます。
筆者自身もそうであるように、セダンユーザーの多くは、クルマに「単なる移動のための道具」といった以上の意味を感じているのかもしれません。
逆にいえば、それこそがセダンにとってもっとも重要なことなのではないでしょうか。
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2020年の11月、次期クラウンがクロスオーバー化(SUV化)するという報道が話題になりました。
国産セダンの代表格ともいえる歴史ある名車でさえ、ボディタイプを多様化しなければ生き残れないという厳しい現実が垣間見えた瞬間でした。
クラウンSUV化の真偽は定かではありませんが、決してありえない話ではないと考えます。
時代の流れといえばそれまでですが、その一方で、クルマを「単なる移動のための道具」と思わない人がいる限り、セダンは生き残ると筆者は考えています。
今のセダンという車は、デザインを追い過ぎて、居住性を無視したものが多いから、ユーザーが離れたのでしょう。
前部座席の居住性を求めて、後部座席の居住性がないがしろのされている点が大きいといえます。
SUVや1BOX、ハッチバックタイプの車は、後部座席の居住性が高く、乗車しているすべての人員に公正な快適性があるです。
それを直さない限りは、セダンの復権はないでしょう。
そして、セダンはバック時の車体感覚の取りにくさの大きな問題で、
SUVや1BOXやハッチバックタイプは、車の最後尾まで、客室部分があるので、後部の車体の感覚がつかみやすいというのもあるでしょう。
車の形ですから、どうにもできない話ですけれと。
軽・コンパクト・ミニバン・SUVだけではモノ足りないし、セダンが必要なのは当たり前ですけれども、底で僕達が一番考えたのは、セダン復権委員会を開く事が大切です。サブコンパクト・コンパクト・ミドル・アッパーミドル・フルサイズ・フラッグシップのセダンのバリエーションを増やしたい。タクシー・ハイヤー・営業車・オーナー・パトカー・教習車等にも対応させ、日本・韓国・アメリカでも、セダンの復活を叶えたいです。
セダンが不人気になったのは、メーカーが自分で自分の首を絞めた結果ですね。
パッケージングの効率化により、各車種のFF化が進み、車の外寸と内寸の差が縮まり、広い室内の車が優れているといった各メーカーによる宣伝広告合戦の結果、真逆にあるセダンを否定している事になっています。
軽・コンパクト・ミニバン・SUVだけではモノ足りない、日本・韓国・アメリカでもセダンの復活を叶えたい。底で僕達が一番考えたのは、セダン復権委員会を開きたい。サブコンパクト・コンパクト・ミドル・アッパーミドル・フルサイズのセダンが必要で、タクシー・ハイヤー・営業車・教習車・パトカー等でもセダンが必要である。
ご存知の通り、特にトヨタのクラウンや日産スカイラインのセダンベースのSUV化は反対!日本製のセダンを復権させる希望する声が多い!SUVはかなり多過ぎて、ジープ見たいなクルマです。40年前に、'80年代アイドル的な、ピックアップトラックやRVブームが流行されていた。'90年代の30年以上前からは、ドイツのクルマ及びミニバンブームが流行された。'00 年代~'10年代~'20年代以降もドイツのクルマ、EV、SUVやミニバンブームも健在されている。もう一度セダンの復権をさせて欲しいです。