日産新型電動SUV「アリア」走りに期待大! 雪道での安定感「だけじゃない」4WDのスゴさとは
日産が2021年中頃の発売を予定している新型「アリア」に搭載される電動駆動4輪制御技術「e-4ORCE(イーフォース)」は、滑りやすい路面での安定感をもたらすだけでなく、舗装路で感じられるメリットもあるといいます。どんな特徴があるのでしょうか。
雪道でおこなわれた走行テストの様子が公開
日産は、2021年中頃にSUVの電気自動車として新型「アリア」を発売予定としています。
2020年7月15日に内外装が世界初公開されて以降、発売に向けて開発テストが精力的に続けられており、2021年4月2日には北海道にある日産のテストコースでおこなわれた走行性能評価テストの様子が動画で公開されました。
ボディサイズが全長4595mm×全幅1850mm×全高1655mmで、通常は重心が高くなりがちなSUVのボディを持つ新型アリアですが、バッテリーを車体中央に配置し、低重心かつ前後の重量配分を適正にすることで、安定した乗り心地を実現。
また、4WD仕様に設定される新開発の電動駆動4輪制御技術「e-4ORCE(イーフォース)」は、電気自動車ならではの特性を生かして前後2基の電気モーターを個別にコントロールすることが可能だといいます。
滑りやすい路面での高い駆動力を確保するだけでなく、減速時に前後モーターの回生量を調整することで、ブレーキ時にクルマの揺れを抑えて乗り心地を改善する制御も可能としました。
動画では、舗装路だけでなく雪道においてもスムーズな走りを見せる新型アリアの様子が確認できます。
車両性能を評価するエキスパートであるCVAS(チーフ・ビークル・アセスメント・スペシャリスト)の野尻貴弘氏は、動画のなかで「アリアは電気自動車なので、もともとが大変静かで快適なクルマなのですが、楽しい運転というものをいかに両立させるかというところに注力して開発しています。すでにある部分の快適性というのは、競合車を凌駕するような性能になっています」と説明しています。
国産電気自動車の歴史において新たな1ページとなる新型アリアですが、日産の電気自動車の歴史において欠かすことのできない存在が「リーフ」です。
前出したe-4ORCEのテスト車両のベース車にもなったリーフは、初代モデルが2010年12月20日に発売されました。
その後、マイナーチェンジのタイミングや2017年の2代目へのフルモデルチェンジなどでバッテリー容量や航続距離などスペックが向上。
日本のみならずグローバル市場においても普及が進み、2020年12月3日に日産は世界累計販売台数が50万台を突破したと発表。日本、米国および英国の工場で生産され、販売される国や地域は59にのぼるといいます。
それではここでクイズです。
国内市場において、リーフは2018年4月に累計販売台数が節目となる●●万台を突破し、それを記念した特別仕様車も発売されました。特別仕様車は何万台を記念したものだったでしょうか。
【1】1万台
【2】10万台
【3】30万台
【4】40万台
※ ※ ※
正解は【2】の「10万台」です。
日産は2018年4月20日に初代リーフからの国内累計販売台数が10万台を突破したと発表。それを記念して、同年6月1日から特別仕様車「X 10万台記念車」を発売しました。
※クイズの出典元:くるまマイスター検定
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アウトランダーPHEVに乗っていて、雪上走行と台風などで冠水気味の高速道路や、強風下の高速道路ではホント楽。
モーター駆動はディレイなく制御がされて安定している。 冠水気味の高速道路ではLOCKモードでさらに安定する。
家内がリーフでBEVの乗り心地と電費の良さで実感しているのでアリアに期待しているが、全天候性能のアウトランダーも捨てがたい。 2022年にアリアAWDか次期アウトランダーPHEVに乗り換える予定だが、アリアに1500WのAC電源とLOCKモードがなければアウトランダーにするだろう。
いずれも最高グレードで700万以下にはして欲しい。