マイカー「買わずに乗る」が定着!? 最短1か月もOK サブスク増加で異なる内容とは

国産車だけじゃない! 輸入車サブスクでボルボ、メルセデス・ベンツにも乗れる!

 輸入車メーカーでもさまざまなサブスクリプションサービスを展開しています。

 ボルボはトヨタより早い2017年に個人向けリースプラン「ブリッジスマボ」を導入。

 2019年にリニューアルし、2020年1月には「スマボ」の対応車種が「V40」を除く全車種に拡大しました。

 3年契約で2年後から乗り換えられる「スマボ2/3」と、5年契約で3年後から乗り換えられる「スマボ3/5」の2種類を用意。「スマボ3/5」は月6万円台から利用できます。

 また、登録後18か月、走行距離1万2000km以内の認定中古車が対象の「セレクトスマボ」も設定。頭金(登録諸費用)が必要ですが、月額は2万円台からと低く抑えられています。

 メルセデス・ベンツもリースプランを用意。期間は3、4、5年で、クルマは新車全モデルに加え認定中古車からも選べます。

 フラッグシップモデル「Sクラス」の場合、頭金・ボーナス払いなしだと月15万7080円(税込)です。

 これらのサブスクサービスは、税金や保険の手続きや出費額の上下を意識することなく、毎月一定の金額で利用できるのがメリットです。

ボルボ「XC40」
ボルボ「XC40」

 しかし、クルマを利用するサービスとしては、サブスクリプションのほかにも、カーリースやレンタカー(カーシェア)があります。何がどう違うのでしょうか。

 違いとしては、契約期間や借り方が挙げられます。サブスクやリースは年単位が多く、またクルマは期間中自由なタイミングに使えます。

 一方でレンタカーは借りる期間が日や時間単位、カーシェアとなると分単位もあり、また、クルマは別の人の予約が入っていると借りられません。

 料金体系も大きく異なります。サブスクやリースは月額のブラン料金を支払います。駐車場代(駐車場所)や燃料代は、基本的に契約者の負担。カーリースは料金に任意保険を含んでいないことがほとんどです。

 一方のレンタカーやカーシェアは料金を借りるたびに支払います。使う時間が比較的短いカーシェアは、燃料代が含まれているプランもあります。

 契約期間中の解約や乗り換えは、サブスクは対応しているサービスがありますが、カーリースは少ない傾向です。

 このように一概に「クルマを使う」「クルマを借りる」といっても、そのサービス形態はさまざまです。

 サブスクでも、クルマが禁煙だったり、途中解約金が請求されたり、走行距離の上限などが定められていたりと、ルールが少しずつ異なります。

 そのため、自分の生活やクルマの使い方にあわせて、事前によく比較検討することをおすすめします。

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