なぜ軽ナンバーは黄色? なぜ普通車と色が異なる? 複雑な数字の意味とは
ナンバープレートに表示されている数字の意味は?
ナンバープレートには、色の違いのほかに、大きさや表示されている文字にも車種や利用用途によって違いがあります。
ナンバープレートの1段目に表示されるのが「品川」「練馬」といった、その車両が登録された運輸支局等を表わす文字と、「300」「599」などの自動車の種別による分類番号とよばれる数字です。
分類番号は種類によって分けられており、上1桁がそれぞれ普通貨物自動車はが「1」、普通乗合自動車が「2」、普通乗用自動車が「3」、小型貨物自動車が「4と6」、小型乗用自動車が「5と7」、特種用途自動車が「8」、大型特殊自動車(建設機械以外)が「9」、大型特殊自動車(建設機械)が「0」となっています。
左側の文字は、登録車の場合は自家用が「さすせそ たちつてと なにぬねの はひふほ まみむめも やゆ らりるろ」、レンタカーが「われ」、事業用が「あいうえ かきくけこ を」、駐留軍人・軍属私用等が「EHKMTY よ」を使用することとされています。
次の数字は一連指定番号と呼ばれるもので、4桁の数字からなっており、「・・・1」から「99-99」までが割り当てられています。
このナンバープレートに表示されている数字の意味について、前出の担当者は、次のように話してます。
「番号についても、ナンバープレートの色分け同様すぐに識別できるように分けられたと思われます。
分類番号は当時1桁でしたが、自動車の普及にともない、番号が枯渇したことで桁数が増やされ、1967年には2桁に、1998年には一部の地域で、翌年には全国で3桁となりました。
さらに、2017年には分類番号の下2桁にアルファベットのA、C、F、H、K、L、M、P、X 、Yが追加されています」
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最近では、ご当地のナンバープレートの導入が進み、地域活性化のひとつとして話題となるニュースも見受けら、今後はさまざまなデザインのナンバープレートが当たり前になるのかもしれません。
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