14年ぶりのフルモデルチェンジ! ルノー新型「カングー」世界初公開

フランスでの車両価格は約323万円から

 インテリアは水平基調のダッシュボードとなり、よりモダンとなった。シートも耐久性に優れたものに変更、疲れにくい運転を実現している。またダッシュボードやドアの断熱材の改良、窓ガラスの厚さ(11%増)、エンジンハウジングなどを改良し防音効果を高めることで、より快適な車内環境になっている。

ルノー新型「カングー」のインパネ
ルノー新型「カングー」のインパネ

 後部座席のショルダールームは1480mm、レッグルームは200mm、ヘッドルームは1040mmと、同セグメントのなかでもっとも広い空間となっている。また助手席と後席左右にISOFIXアタッチメントを装備、チャイルドシートを装着することができる。

 荷室容量は通常で775リッター、後席シートおよび助手席まで倒すと3500リッターまで広がる。この際は2.7mもの長尺物も積載可能だ。

 搭載するエンジンは、ガソリンモデルがすべて1.3リッター直噴直列4気筒で、100ps・200Nmの「TCe100 PF」、130ps・240Nmの「TCe130 PF」の2種類。

 またディーゼルモデルはすべて1.5リッター直列4気筒ディーゼルターボで、75ps・230Nmの「Blue dCi 75」、95ps・260Nmの「Blue dCi 95」、115ps・270Nmの「Blue dCi 115」の3種類を用意する。組み合わされるトランスミッションは、現在のところすべて6速MTだ。

 先進運転支援システム(ADAS)も充実。アダプティブ・クルーズ・コントロール(ストップ&ゴー機能付)とレーン・キーピング・アシストを組み合わせた「Motorway and Traffic Companion」、ヒルディセントコントロール付スピードリミッター、フロント・リア・サイドパーキングアシスタントやハンズフリーパーキングシステムなど、14もの新しいドライバーアシスタンスシステムを搭載している。

 車両価格は、新型カングー「ZEN TCe100 FAP」が2万4900ユーロ(日本円で約323万円)、「ZEN Blue dCi 95」が2万5900ユーロ(約336万円)、「INTENS Blue dCi 95」が2万7400ユーロ(約356万円)、「INTENS TCe 130 FAP」が2万7900ユーロ(約363万円)となっている。

ルノー新型「カングー」。バックドアは跳ね上げ式
ルノー新型「カングー」。バックドアは跳ね上げ式

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 ルノーのスモールバン/コンビスペース担当コマーシャルディレクターのジャン・ルイ・ウィーデマン氏は「新しいカングーは、ミニバンから新たな顧客を獲得し、再び欧州のトップ3に入ることを目指します」とコメントする。

「刺激的で筋肉質なエクステリアで登場します。新型はユーティリティバンから一歩進んで、クルマのスタンダードに近づいています。ハイエンドなデザインのため、ファミリーは誇りを持って新型のハンドルを握ることができるでしょう」

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1件のコメント

  1. ノア、ボクシィのフランス版みたい。
    欲しいとは思わない。
    旧型がいいです。

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