圧倒的性能とラグジュアリーの融合! ベントレー新型「コンチネンタルGTスピード」は3390万円から
圧倒的性能とラグジュアリーの融合
GTスピードに搭載されるエンジンは、6リッターW12気筒TSIの改良版だ。
最高出力は現行のW12モデルを24ps(4%)上回る659ps、最大トルクは900Nmを発揮。最高速は335km/h、0-100km/h加速は3.6秒となり、現行のW12モデルから0.1秒短縮した。
●W12から生まれる圧倒的パフォーマンス
エンジンとトランスミッションはドライバー重視というGTスピードの資質を活かすべく、入念に調整されている。その特性をもっとも体感できるのが、ドライブモードを「スポーツ」モードに選択したときである。
「スポーツ」モードでは、シフトアップのタイミングを遅らせ、シフトダウンを早めることにより、W12ツインターボチャージャーがパワーバンドに長く留まるようチューニングされた結果、ドライバーのアクセル操作に対し、クルマがより機敏に反応するようになっている。
さらに「スポーツ」モードではスタンダードなW12モデルと比べて、8速デュアルクラッチトランスミッションが2倍の速さで変速。また、始動時とシフトダウン時のエキゾースト特性も強化されており、耳でもW12を堪能することができる。
圧倒的なシャシ性能とエンジン性能を持つGTスピードには、それに相応しい新設計のカーボンセラミックブレーキがオプションとして導入された。
耐フェード性に優れ、カーボンシリコンカーバイド製ブレーキディスクは非常に食いつきがよく、最高速からのフルストップ時に発生する最大10メガジュールのエネルギーも、10ピストンのフロントキャリパーと4ピストンのリアキャリパーが圧倒的な制動力で受け止めてくれる。
素材をカーボンセラミックにすることによってばね下重量が33kg以上も軽くなる上、ブレーキダストが極めて少なく、スピードモデル専用22インチホイールの美しいルックスをキープすることもできる。
●環境性能も抜かりなし
ベントレーのストップ・スタートテクノロジーを採用することで、車両が静止しているときに加え、停車直前にもエンジンが止まるようになっている。
ベントレーの可変シリンダーシステムは特定の条件下で、12気筒の内の6気筒が休止し6気筒エンジンとして作動するため、燃費の向上に貢献している。
もちろん、気筒の休止や復帰のタイミングがドライバーに気づかれてしまうようなことは一切ない。
●速さを物語るエクステリア
GTスピードのエクステリアでは、ラジエターグリルとバンパーロアグリルをダークティントとしたほか、造形の美しいスポーツタイプのドアシルやダークティントのラジエターマトリクスを採用し、フロントフェンダーにはクロームのスピードバッジがさりげなくあしらわれた。
ホイールは、ブライトシルバーのスピード専用22インチホイールとなる。ダークティント仕上げまたはブラックグロス仕上げのオプションも選択可能だ。
また、「ジュエル」フューエルフィラーキャップと「ジュエル」オイルフィラーキャップは標準装備。両サイドのドアシルには、イルミネーション付きベントレートレッドプレートがセットされる。
●ラグジュアリーを極めたキャビン
室内はレザーとアルカンターラで手仕上げされたデュオトーンカラースプリットで彩られ、ステアリングホイールも同様のカラーで統一される。
助手席側フェイシアに設けられたエレガントなスピードのアイコンは、エクステリアのバッジと揃いのデザインだ。
さらに豪華なインテリアを自分好みに演出できるよう、メインハイド15色とセカンダリーハイド11色が用意されているほか、スピード専用カラースプリットではアルカンターラをレザーに置き換えることも可能だ。
また、センターコンソールのオプションとして、エンジンターン加工されたダークティントのアルミニウムを新たに追加。機械加工によって刻まれた緻密な幾何学模様が美しい仕上げとなっている。
ベントレーの「ダイヤモンド・イン・ダイヤモンド」キルトは、標準装備に含まれ、ヘッドレストに施された「Speed」の刺繍が、スタンダードなコンチネンタルGTと差異をアピールする。
ウッドパネルは標準設定のPiano Blackをはじめ、さまざまな種類が用意されている。Crown Cut Walnut、Dark Stained Burr Walnut、Dark Fiddleback Eucalyptusは無償オプションとなり、木目の美しさを生かしたオープンポアフィニッシュには、Dark Burr Walnut、Crown Cut Walnut、Koaの3種類が用意されている。
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