春休みに向けて! JAF信号機のない横断歩道での一時停止の徹底を呼びかけ
JAF岡山支部は、岡山県内の「信号機のない横断歩道の一時停止」の実態調査結果を公開し、卒園・卒業・春休みのシーズンを迎えたこの時期に、信号機のない横断歩道で歩行者がいた際の一時停止の徹底と、歩行者と周囲の車両に思いやりを持った運転の実践を呼び掛けています。
岡山県では9割以上が止まらない
JAF岡山支部が、岡山県内の「信号機のない横断歩道の一時停止」の実態調査結果を公開。卒園・卒業・春休みのシーズンを迎えたこの時期に、 改めて信号機のない横断歩道で歩行者がいた際の一時停止の徹底と、歩行者と周囲の車両に思いやりを持った運転の実践を呼び掛けました。
JAFが2020年8月に、岡山県内の2箇所で信号機が設置されていない横断歩道を通過する車両を対象におこなった調査では、歩行者が渡ろうとしている場面で一時停止したクルマは7.1%という結果となりました。
これは、全国平均21.3%の3分の1で、2020年の一時停止率13.4%からは、ほぼ半減(前年比52.9%)しており、歩行者の安全確保が十分に出来ていない一面がうかがえます。
横断歩道に近づいた車両の交通ルールは道路交通法第38条で、以下のように定められています。
・横断する 歩行者がいるか分からない場合:横断歩道手前で停止できるように減速。
・横断中/横断しようとする歩行者がいる場合:横断歩道の直前で一時停止 。歩行者の横断を妨げない。
・明らかに横断中/横断しようとする歩行者がいない場合:横断歩道を通過できる。
・横断歩道、または手前に停止車両がある場合:停止車両の前方に出る前に一時停止(信号機がある場合は除く)。
また、多くの横断歩道の50mから30m手前には、ひし形のマーク「前方横断歩道あり」の道路標示があるため、覚えておくようにしてください。
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まもなく春休みが始まります。子どもたちが日中も外出する機会が増える時期を迎えることもあり、事故を防止するためにも「対向車が止まらない」、「後続車にあおられる」など、周囲のクルマの動きに関係なく、信号のない横断歩道で歩行者を見かけたら、手前で一時停止をすること。
歩行者がいるか分からない時は、横断歩道手前で止まれるように減速することを徹底し、歩行者と周囲の車両に思いやりを持った運転を実践しましょう。
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