ランボ「ウラカンEVO RWD」を大胆カスタム! ノビテックのコンプリートカーとは?

迫力のスタイルを生むオリジナル・エアロパーツ

 吸気側のチューニングに関しては、ボディのモディファイと密接な関係がある。

 より多くのフレッシュエアを吸気システムへと送り込み、またエンジンベイそのものを冷却するために、ノビテックは側面のエアインテークなどのデザインを変更。

 一方でさらなるダウンフォースを得るために、新形状のフロントスポイラーやリアウイング、リアディフューザー、ネイキッドカーボンフードなどが独自にデザインされた。

●35ミリローダウンした圧巻のスタイル

オリジナルのデザインを活かした巧みなボディワークが光る
オリジナルのデザインを活かした巧みなボディワークが光る

 ノビテックのデザインアップグレード・プログラムには、もちろん前後のホイールも含まれる。これはアメリカのVossen社との提携によって開発されたもので、最先端の鍛造技術が用いられている。

 サイズはフロントが20インチ、リアが21インチの設定で、大きく開いたY字型のデザインを採用することで、視覚的により大きなホイールであるかのような錯覚を生み出している。

 タイヤはフロントが245/30ZR20、リアが325/25ZR21。ノビテックでは2タイプのタイヤが選択可能とのことだ。

 前後のサスペンションには、KW社との共同開発となるアルミニウム製のコイルオーバー・サスペンションを選ぶことができる。

 サスペンションを自分のセッティングに合せてさらに細かく調節しようというカスタマーにはこのキットはとても有効で、実際にそのダンパーは低速と高速、伸び側と縮み側で、各々13段階にセッティングを定めることができるという。

 車高はオリジナルから最大で35mmのローダウン。快適な乗り心地が確保されているのも自慢だ。

 ノビテックの手によって、さらに魅力的なスーパースポーツカーとなったウラカンEVO RWD。その走りをぜひ、サーキットで試してみたいものである。

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