トヨタがプロバスケでも変革を起こす? Bリーグ初! ランクルやハリアー選手が躍動する!?
プロバスケットボールリーグ「Bリーグ」のアルバルク東京は、トヨタとアディダスとタッグを組み、ユニフォームに選手ごとに異なるトヨタの車種名を入れる企画を実施しました。一体なぜ、3者のコラボが実現したのでしょうか。
選手によって異なる車種名がユニフォームに入っている!? 一体なぜ?
日本のプロスポーツでは珍しく、ファン層の半数以上が女性で、全体で見ても20代から30代を中心とした非常に若い層から支持されるプロバスケットボールのトップリーグ「Bリーグ」。
そのBリーグで2連覇中のチーム「アルバルク東京」とトヨタ自動車、アディダスがタッグを組み、Bリーグ史上初の企画が実現しました。
今回、Bリーグ史上初となる企画は、選手のユニフォームの背中にトヨタの車種名が入るというものです。
どの選手に何の車種名が入るかは、「ランドクルーザー」や「プリウス」「ハリアー」といったトヨタ車のなかから、選手の個性にあった車種をファンが投票で選んで決定しました。
実際に選ばれたトヨタの車種名入りユニフォーム(3rdユニフォーム)は、3rdユニフォーム着用予定試合の公式戦にて選手が着用することになっています。
このような企画はどのような経緯で誕生したのか、アルバルク東京の林社長に伺いました。
――今回の企画はどのような経緯で誕生したのでしょうか。
「3rdユニフォームは、Bリーグ元年の2016-17シーズンからユニフォームサプライヤーであるアディダスのサポートのもと、チーム・試合の盛り上げ企画として、ユニフォームデザインをファン投票形式で決める企画を実施しておりました。
元来ユニフォームとは背番号、選手名以外一律であると一般的には思われていますが、Bリーグの適用規定への違反がないことを確認するとともに、競技上影響がないことを前提として、今シーズンはユニフォームの背面に各選手のイメージにあう車種名をファン投票によって決める企画を実施したものです」
――なぜ選手に車種名をつけようと思ったのでしょうか。
「3rdユニフォーム企画が5回目となる今シーズンはさらなる効果を狙い、アルバルク東京、アディダスにトヨタ自動車を加えた3社でタッグを組みました。
今シーズン選手が着用しているレギュラーユニフォームの背中に入っているトヨタの車名「ヤリス」が好評だったことを踏まえ、選手毎にユニフォームの背中のトヨタ車名が変わるというBリーグ史上初の企画にチャレンジしました。
ファン投票で選手×トヨタの車名を決めることで、選手の個性に加え、クルマの特性も楽しく知ってもらう企画は、各社コラボレーションの相乗効果を生み、ファンのみなさんからも好評を得ていると感じています。ぜひ選手が着用して臨む3月20日(土)、3月21日(日)の試合を見てみてください」
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実際に自分のユニフォームに背負う車種をファンに選んでもらった選手はどのように感じているのでしょうか。
アルバルク東京のキャプテン #3 安藤誓哉選手(ヤリス)は、「ヤリスには軽やかで躍動感があるイメージを持っていて、自分のプレースタイルにもマッチしていると感じています」
林社長は、今後も具体的な取り組みは決まっていないと前置きしつつも、3rdユニフォーム以外でも、今回各選手が背負ったクルマとのコラボも考えていきたいとのことです。
こうしたスポーツの世界でもクルマの個性を知ってもらいながら、好きなチームや選手を応援する新たなカタチは、ほかのプロスポーツにも広まって欲しいです。
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