30年ぶりに復活! ジープ新型「ワゴニア」「グランドワゴニア」いよいよ世界初公開
ステランティス傘下の米国ブランド、ジープは2021年3月4日、新型「Jeep Wagoneer(ワゴニア)」と新型「Jeep Grand Wagoneer(グランドワゴニア)」を同年3月11日正午(日本時間3月12日 深夜2時)にオンラインで世界初公開すると発表した。
近代SUVの始祖「ワゴニア」名が復活
ステランティス傘下の米国ブランド、ジープは新型「Jeep Wagoneer(ワゴニア)」と新型「Jeep Grand Wagoneer(グランドワゴニア)」を2021年3月11日の東部標準時正午(日本時間3月12日 深夜2時)にオンラインで世界初公開すると、同年3月4日に発表した。
当日はワゴニアソーシャルメディアチャンネル(フェイスブック/インスタグラム/Twitter/You Tube)で一般公開される。
ジープは2020年9月に、グランドワゴニアコンセプトを発表している。今回登場する市販型のグランドワゴニアは、この際に発表されたコンセプトモデルとほとんど変わらずに発表される見込みだ。
ワゴニアの歴史は古く、初代は1962年に登場した。このモデルはオートマチックトランスミッションが組み合わされた最初の4WD車で、近代的なSUVのパイオニアとして知られている。また最初のフルタイム4WDシステム「クアドラ・トラック」は1973年に導入された。
1984年にはロングボディのグランドワゴニアがデビュー。本革シートやエアコン、ステレオラジオなどを装備し、現代に続くプレミアムSUVの原点とも呼ばれている。
新型ワゴニア/グランドワゴニアは、3種類の4輪駆動システム、ジープ・クアドラリフト・エアサスペンション、独立式のフロント/リアサスペンションが選択可能で、牽引能力やクラス最高の悪路走破性など、プレミアムSUVながらオフロードでのパフォーマンスにも力を入れている。
フロントデザインは、ジープブランドのアイコンでもあるセブンスロットグリルを持つ。そのフロントグリルの上部にはLEDラインを装備し、エレガントさと力強さを強調する。
リアクオーターパネルから車両の後方にかけて備わるLEDテールランプで、安定したフォルムを作り出している。パワーテールゲートの下にはディフューザーがあり、空気を導くことによって安定した走行を実現する。また24インチマルチスポークアルミホイールを装備している。
新型グランドワゴニアは、その歴史上初めて3列シートを備え、最大7人乗車となる。先代グランドワゴニアの特徴を引き継ぎ、広いグラスエリアで開放感のある室内空間を実現している。2スポークのステアリングホイールなど、その歴史に敬意を表している。
初代モデルはそのエクステリアに木材を多用したことで有名だったが、新型グランドワゴニアはインテリアに本物のレースウッドを多用している。これはデザインチームが、オリジナルのグランドワゴニアの歴史をモダンな方法で再解釈した例のひとつだ。
ステアリングホイールの後ろには12.3インチのドライバーインフォメーションディスプレイ、センターコンソールには12.1インチのタッチスクリーン、さらにその下には10.25インチのコンフォートディスプレイがあり、シートやエアコンなどをコントロールできる。また助手席前にも10.25インチのスクリーンが備わり、タッチコントロールをおこなうことができる。
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新型ワゴニア/グランドワゴニアは、今後数年間のうちにすべてのモデルに電動化オプションを提供するというジープブランドの計画に沿って、プラグインハイブリッド(PHEV)の導入も予定している。
リヤのスクエアな感じ、SUVはこれくらい
切り立っている方が、ごつくてカッコいいですな、日本車はジムニー、タフト、もう少しでランクルぐらい、昔の車の方が断然カッコいいと思います。ヴェゼルもそんぐらい思い切ったら、cx、ハリアー似とか言われなかったのになぁ