超高級SUV「カリナン」をやり過ぎチューニング! スポーフェック流ロールス・ロイス・カスタムとは

ロールス・ロイスをカスタムすることは、それ自体が「やり過ぎ」な行為だ。この「オーバードース」をチューニングのキーワードにしたノビテック・グループの一部門である「スポーフェック」が手がけた「カリナン」を紹介しよう。

チューニング依存症を生み出す魅惑のスタイルとは

 さらにスポーティなサウンドを望むカスタマーには、ステンレス製のスポーツエグゾーストシステムが用意されている。

 こちらはまさにサウンドのオーバードースといったところか。排気フラップ制御をアクティブに制御できるバージョンも用意され、シーンに応じて音量を調節することができるよう配慮されている。

スポーティなサウンドを望むカスタマーには、ステンレス製のスポーツエグゾーストシステムが用意されている
スポーティなサウンドを望むカスタマーには、ステンレス製のスポーツエグゾーストシステムが用意されている

 エクステリアでは、マッシブな24インチ径「SP2」ホイールと、その名もオーバードースフレアーと呼ばれるオーバーフェンダーが見る者の目を圧倒する。

 タイヤサイズは前後とも295/30R24。それだけでも外観の迫力は相当なものだ。

 さらにフロントスポイラーやリアエンドを独自のデザインとすることで、高速域でのエアロダイナミクスをさらに最適化しているのも特徴だ。

 車高はオリジナルのエアサスペンション・コントロール・モジュールを採用したことで、オリジナルから40mm低下。SUVとしてのスタイルはさらに魅力的なものとなり、同時に重心の低下でコーナリング性能も大きく高まった。

 あまりにも過激なオーバードースを提供するスポーフェックは、一度手を出したら本当の中毒になりそうだ。

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