より激アツに進化! ホンダ新型「シティハッチバックRS」が格好いい 独自進化したスポーティ仕様とは
ホンダがインドネシアで新型「シティハッチバックRS」を発表しました。かつて日本で販売していたシティや、タイ仕様のシティハッチバックとはどのような違いがあるのでしょうか。
シティのスポーティなイメージを受け継ぐ「RS」とは?
ホンダのインドネシア法人は新型「シティハッチバックRS」を2021年3月3日に発表しました。日本市場でシティといえば、1994年まで販売されていた3ドアハッチバック車が有名ですが、海外ではどのような進化を遂げているのでしょうか。
ホンダは1981年に初代「シティ」を発売。
ボディサイズは全長3380mm×全幅1570mm×全高1470mmと、全長は現在の軽自動車規格よりも短く、また「トールボーイ」というキャッチフレーズからわかるように全高は高めに設定されたのが特徴でした。
その後1986年に2代目へフルモデルチェンジしますが、2代目モデルでは背の低いボディを採用。そして実質的な後継車を「ロゴ」として1994年に生産終了しました。
しかし、シティは1996年に海外向けセダンとして名前が復活します。
おもにアジア圏で販売される小型4ドアセダンとしてモデルチェンジを重ね、海外向けとして5代目となる最新モデルは2019年11月にタイで発表。
さらに、セダンをベースとした5ドアハッチバック仕様やハイブリッドシステム「e:HEV」を搭載した仕様も登場しています。
今回、インドネシアで発表されたシティハッチバックRSは、同国市場向けにスポーティな雰囲気が漂う「RS」に絞って販売されます。
搭載されるエンジンも、タイ仕様の1リッターターボとは異なり1.5リッターエンジンに変更されているほか、トランスミッションもCVTのみのタイ仕様に対し、インドネシアではCVTのほかに6速MTも選択できるのが特徴です。
ボディカラーも、タイ仕様には設定のないオレンジ「フェニックスオレンジパール」が設定され、スポーティなムードを高めています。
日本で販売されていたシティにも、ブルドッグの愛称で親しまれた「シティターボII」がラインナップされていましたが、シティのスポーティなイメージは海外で健在だったといえるでしょう。
それではここで、日本で販売されていたシティに関するクイズです。
初代シティと同時発売されたバイクとして、シティの荷室に車載することができる「モトコンポ」が存在しました。このモトコンポについて、正しくない記述は次のうちどれでしょうか。
【1】4サイクルのエンジンが搭載された
【2】世界で初めて四輪と二輪の同時開発がおこなわれた
【3】エンジンの最高出力は2.5馬力だった
【4】乾燥重量は42kgだった
※ ※ ※
正解は【1】の「4サイクルのエンジンが搭載された」です。
モトコンポに搭載されるエンジンは4サイクルエンジンではなく排気量49ccの2サイクルエンジンで、5000回転で最高出力2.5馬力を発揮。
全長118.5cm・乾燥重量42kgと小型軽量で、折りたたみ式ハンドルや格納式シートなどの採用により積載性にも配慮。専用ベルトも用意され、しっかりと固定できる設計となっていました。
ホンダの当時の発表によると四輪と二輪の同時開発がおこなわれたのは世界初だといいます。
ちなみに当時の価格は8万円(沖縄価格は8万3000円)という設定でした。
※クイズの出典元:くるまマイスター検定
<
コメント
本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿は削除する場合がございます。