なぜトヨタ「ランドクルーザー」は世界で愛される? オーナーが語るランクルの魅力
ランクルの魅力とは? 60系を乗り継ぐオーナーに直撃!
昨今は、コンパクトでエコなSUVがトレンドとなっていますが、ランクルはそれらとは真逆の、巨体に大排気量エンジンを搭載しています。
しかしあえていまランクルに乗っている人も多く存在。ランクルの魅力とは、どのようなところにあるのでしょうか。
ステーションワゴン系統に属する60系に2台乗り続けているオーナー(40代・男性)に、ランクルを選んだ理由を聞いてみました。
「もともと昔から味のある古いクルマが好きで、モーリス『トラベラー』やボルボ『アマゾン』などに乗っていました。
ランクルを選んだ最大の理由は、丈夫さにつきます。『クルマが丈夫=安全』という部分は、家族持ちには大切な要素でした。ランクルでは10万kmなんて慣らしが終わったぐらい、といわれるほどタフなのがいいです。
また専門店の優秀なスタッフと偶然知り合いになったことあり、なにかあっても相談に乗ってもらえるのもランクルを選んだ大きな理由です。
またMT車しか運転したくなかったのと、スピードがあまり出ないクルマや空力なんてまったく考慮されていない、フロントマスクやデザインが好みだったということもあります」
旧車好きらしいコメントですが、年式的にも60系は電子制御化される前なので構造がシンプルで、古いクルマに詳しい人ならトラブルを予見しやすいというのもポイントだったそうです。
「しかもこれくらい古いクルマ(1989年製)になると、走行距離で価値が下がることがなく、むしろ走るほどに機関部分が好調だという意味になります。手放すときにも意外に損をしない(下取りが高い)というのもポイントです」
最近は、昭和の終盤から平成初期に販売されていたクルマを「ネオクラシック」として楽しむ人も増えています。
それ以前のモデルも(ある意味で)クラシックカーと同じプレミアムな価値を持っており、その傾向がランクルでは顕著なのかもしれません。
古くて大きい60を所有していて感じたメリットはどのようなことがあるのでしょうか。
「メリットとして、とにかく背が高いことから着座位置も高く、視界が良好で運転が楽なことです。また絶対的な頑丈さがあると思えるのは、精神的にも楽です。
それなりに大きいエンジン(3.2リッターV型6気筒)を搭載しており、しかも古いので税金対策として1ナンバー登録になっています。
毎年車検で約10万円前後はかかりますが、古いクルマなので定期点検のついでと思えばそれほど負担に感じません」
ランクルを所有するにあたってのデメリットも気になるところです。
「デメリットは、故障しても部品がなかなか残っていないことです。また1ナンバー登録なので税金は安いのですが、高速料金が普通車ではなく、中型車扱いになってしまうので中型車は普通車の約1.4倍になってしまいます。
燃費が悪いのは仕方ないにしても、長距離移動のたびに高速料金がボディブローのように効いてきます」
それでも当分は60を相棒として乗り続けるといいます。
「居住空間は十分ですし、高いポジションからの視界は運転もしやすいです。新しく複雑になった最新型より、古くても丈夫な60はやっぱり好きです」
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日本では、ランクルでないと走破できないような過酷な環境はありませんが、世界には厳しい気象条件や道路環境の国も多く、そういった国々のユーザーから絶対的な信頼性と高い耐久性が支持され続けています。
「300系」ともいわれる新型モデルが、2021年に登場するといわれていますが、ガソリン車やディーゼル車に加えて、ハイブリッド車が設定されるというウワサも聞こえています。
ランクルの次期モデルが一体どんな形で登場するのか、世界中のファンが期待しているでしょう。
ランクルと言うと頑丈と言うイメージだろうけど、このランクルと同じエンジンのコースターとかダイナは全くダメだったけどね
6気筒ディーゼルの1H系や4気筒のB系は渦流式も直噴もNAもターボもバスやトラックでは打たれ弱いエンジンでダメだったな。
まだサファリ用の同じ6気筒ならSD33やTD42のほうが良いと思うのだが?
やっとこコースターにも日野製のN04Cが載せられたけど、この4000ccのターボのほうが実用トルクが太いし第一にランクル80系の6気筒は音が喧しい。
H10年式ランクル70に乗っています。
何しろ丈夫でエンジン本体は修理無しで走行距離は87万Kmです、
低速トルクが凄くて運転が面白く他に乗りたい車が無いので困っています。
かと言って中古車は高くて買えません、死ぬ迄乗り続けます。