理想は高く! コンパクトSUVに求めるモノは何? やはり見た目が大切?
ホンダのコンパクトSUVとなる新型「ヴェゼル」が2021年2月18日にお披露目されたことで盛り上がりを見せるコンパクトSUV市場。では、ユーザーは話題のコンパクトSUVにどのようなものを求めているのでしょうか。
話題のコンパクトSUV、求めるものは何?
現在、世界中の新車市場におけるトレンドとして、SUVがここ数年流行しています。
一方、日本では狭い道が多いとされる道路事情に適した軽自動車やコンパクトモデルが人気を集めているため、近年ではコンパクトSUVというジャンルが盛り上がりを見せています。
では、ユーザーはコンパクトSUVに何を求めているのでしょうか。
コンパクトSUVというジャンルに明確な定義は存在しませんが、国産メーカーにおいては、全長4500mm未満のボディサイズをコンパクトSUVとして展開しています。
2021年3月時点でのラインナップは、トヨタが「ライズ」「ヤリスクロス」「C-HR」、マツダが「CX-3」「CX-30」「MX-30」、スズキが「ジムニーシエラ」「エスクード」「クロスビー」と複数モデルを設定。
ホンダが「ヴェゼル」、日産「キックス」、スバルが「XV」、三菱「RVR」となり三菱「エクリプスクロス」は2020年末のマイナーチェンジ前まで全長4500mm未満でしたが、現在ではサイズが拡大しています。
今回、くるまのニュースではSNSにて「コンパクトSUVに求めるモノはなんですか?」というアンケートを実施。
そのなかで、「コンパクトSUVに1番求めるものはなんですか?」という質問では、次のような結果となりました。
・デザイン(61.3%)
・使い勝手(48.4%)
・価格(45.2%)
・燃費(32.3%)
・悪路路走破性(32.3%)
・居住性(22.6%)
・安全運転支援(9.7%)
・ハイブリッド車/電気自動車などの電動化(9.7%)
もっとも多かったのがデザインとなりましたが、どのようなデザインが好まれる傾向なのでしょうか。
次に「コンパクトSUVに求めるデザインはなんですか?」という質問では、次のような結果となりました。
・都市型で街乗りで映えるデザイン(51.6%)
・ゴツゴツしたオフロード風なデザイン(38.7%)
・スポーティなデザイン(33.5%)
・無機質なデザイン(12.9%)
・先進的なデザイン(12.9%)
コンパクトSUVに求められるデザイン要素として、「都市型で街乗りで映える」という項目がもっとも多くなりました。
前述のようにコンパクトSUVが人気な背景には街中で扱うには丁度いいSUVが挙げられるため、デザインでは都市部などに溶け込むものが好まれるようです。
コンパクトSUVのデザインについて、国産メーカーの販売店スタッフは次のように話しています。
「ここ数年は、都市型SUVというようなスタイリッシュなデザインが好まれる傾向にありました。
しかし、最近ではトヨタ『RAV4』の登場以降、かつてのゴツゴツしたオフロードテイストのデザインを好む人も多くなっています。
これは、少なからずアウトドアブームなどの影響や、比較的手の届きやすい価格帯のコンパクトSUVに関心を持つ若年層は、クルマをファッションの一部として考えた『ギア感・道具感』という考えから検討に至るケースもあるようです」
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また、アンケートでは「コンパクトSUVのエントリーグレードで検討する価格帯は?」という質問も実施しました。
もっとも多かったのは「200万円以下(51.6%)」となり、「200万円から250万円(48.4%)」、「250万円から300万円(6.5%)」、「300万円以上(3.2%)」となり、エントリーグレードに関しては100万円台を望む声が多かったようです。
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