突然のピンチ! 給油ランプが点灯!? プリウスやアルファードはあと何キロ走れるのか
普段、クルマを運転していると燃料が少なくなった際にエンプティランプが点灯します。では、このエンプティランプが点灯すると残りはどれくらい走行出来るのでしょうか。
エンプティランプが点灯した後どれくらい走行できる?
クルマの燃料が残り少なくなった際に、メーター内に給油ランプやエンプティランプ(燃料残量警告灯)が点灯しますが、実際ランプが点灯した後はどれくらい走行できるのでしょうか。

クルマを走行していて燃料が一定量を下回ると燃料タンクに設置されたセンサーが感知して、エンプティランプが点灯する仕組みです。
ほとんどのクルマの説明書にはエンプティランプが点灯するガソリンの容量について記載されており、点灯した際はなるべく早めに給油する必要があります。
一方で、実際エンプティランプが点灯してからクルマはどれくらいの距離を走行することができるのでしょうか。
例えば、ハイブリッド車のトヨタ「プリウス」のAプレミアムグレード(2WD)では、残り約6.4リットルで点灯。これをカタログ燃費(WLTCモード以下、同)の30.8km/Lから残走行距離を計算すると、約197km走行することができるということが分かります。
エンプティランプが点灯してからの走行について、とある自動車整備士は以下のように話します。
「一般的にエンプティランプが点灯するのは、次のガソリンスタンドまでたどり着けるような距離で点灯するようになっています。
例えば高速道路では、およそ50kmの間隔で給油することができるようサービスエリアが設置されていますので、余程のことが無ければランプがついてからの給油でも大丈夫です。
エンプティランプが点灯したからといってクルマに負担がかかるわけではありませんが、極力負荷のかからない運転を心がけることで燃料の消費を防ぐことができます。
そのため、心配であればエアコンを切ったり、60km/h程度を一定のスピードで走行すると良いでしょう」
※ ※ ※
エンプティランプが点灯する残量とカタログ燃費を計算してみると、点灯してからもすぐに止まってしまうということはなく、一定の距離は走行できるような仕組みになっています。
しかし、地域や状況によって異なるため、エンプティランプが点灯した際には早めの給油をおこなうようにしましょう。
















