全世界ですでに50万台超え! 人気の「MINI5ドア」が大幅改良 3月より販売開始

独BMWは2021年2月24日、英国高級小型車ブランドMINIの5人乗りモデル「MINI5ドア」をマイナーチェンジ、同年3月より世界中の市場に導入することを発表した。

外観だけでなく室内も大幅アップデート

 独BMWは2021年2月24日、MINIの5人乗りモデル「ミニ5ドア」をマイナーチェンジ、同年3月より世界中の市場に導入することを発表した。

改良新型「MINI5ドア」の走り
改良新型「MINI5ドア」の走り

 MINI5ドアは、2014年6月の世界初公開以来、すでに世界中で50万台以上が販売されている人気モデルだ。昨年2020年だけでも5万6000台以上が販売されたという。

 MINI3ドアよりも72mm長いホイールベースと160mm長い全長が特徴で、後席は3シーターを備えるため乗車定員は5名となり、4名乗車となるMINI3ドアとの差別化が図られている。荷室容量は通常時278リッター、最大で941リッターとなる。

 今回発表された改良新型MINI5ドアは、エクステリアを一新している。

 フロントグリルは六角形の周囲がこれまで以上に大きくなり、丸い特徴的な新LEDヘッドライトが標準装備される。ロービームとハイビーム用LEDユニットは、ハイグロスブラックのハウジングに収められており、円周方向のライトバンドは、デイタイムランニングライトとターンインジケーターの機能を果たす。

 フロントバンパーも新しくデザインされ、表情豊かになっているのが特徴だ。

 サイド部では、サイドインジケーターにLEDテクノロジーを搭載。さらにホイールは新デザインの5種類を用意している。またリアデザインでは、ユニオンジャックデザインのリアライトが標準になっている。

 ボディカラーは3つの新色が追加されている。ルーフトップグレーメタリックとアイランドブルーメタリックに加え、これまではMINIコンバーチブルのみに用意されていたゼスティイエローも用意された。

 また「マルチトーンルーフ」と呼ばれるオプションを用意。これはサンマリノブルー/パーリーアクア/ジェットブラックのルーフがグラデーションになっているのが特徴だ。

 インテリアも大きく変更されている。新設計のスポーツレザーステアリングホイールが標準装備となり、その奥には5インチカラーディスプレイを備えたマルチファンクションディスプレイが備わる。またセンターには8.8インチのカラータッチスクリーンディスプレイを標準装備している。さらにハンドルヒーターも初めてオプションで用意された。

 パーキングブレーキは電動化された。またフロントカメラを搭載することで、ATモデルはストップ&ゴー機能付きのアダプティブクルーズコントロールが標準装備されている。これは30km/hから140km/hの範囲で利用できる。

 またMINIモデルとして初めて、アダプティブサスペンションをオプション設定した。これは常に路面をセンシングし、アクティブにダンパーを調整することで乗り心地とスポーティさを最適化、MINIらしい「ゴーカートフィーリング」の再定義を果たしているという。これはMINIワン、MINIクーパーSEを除くすべてのモデルバリエーションでオプション選択できる。

* * *

 改良新型MINI5ドアは、MINI3ドア、MINIコンバーチブルとともに、日本でももうまもなく発表される予定だ。

【画像】3月に登場! 改良新型「MINI5ドア」をチェック!(21枚)

「えっ!カッコいい!」 マツダの「スゴいSUV」登場! どこが良いの?

画像ギャラリー

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす

【NEW】自動車カタログでスペック情報を見る!

最新記事

コメント

本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿は削除する場合がございます。

1件のコメント

  1. カッコイイですね〜。
    中身もオシャレぽい感じで最高な車ですね

メーカーからクルマをさがす

国産自動車メーカー

輸入自動車メーカー