道路を走る宇宙船発見か!? 注目度200%のベース車両とは?

まるで宇宙船のようなクルマがオークションに出品。ベース車両はなにか、解説します。

インパクトならスーパーカーにも負けない!

 ETVは残念ながら、その車名から想像できるようなBEVでもPHEVでもHVでもない。しかも、どうやら地球外自動車などではなく、地球、とくにアメリカを縦横無尽に走り回っていたシボレー「アベオ」のようなのだ。

●2008 ETV COUPE

ガルウイング式のドアを採用した「EXTRA TERRESTRIAL VEHICLE」(C)Bonhams 2001-2021
ガルウイング式のドアを採用した「EXTRA TERRESTRIAL VEHICLE」(C)Bonhams 2001-2021

 現在ではフルモデルチェンジされ、新たに「ソニック」という名のコンパクトカーとして販売されているクルマの前モデル、つまりアベオとしては2代目のモデルがベースのようである。

 2代目アベオのパワートレインなどを用いて、ボディをカスタムして完成したのが、ETVというわけである。

 搭載されるエンジンは、当時のアベオと同様に138psの最高出力を発揮する1.4リッター直列4気筒ターボ、もしくは最高出力135psの1.8リッター直列4気筒自然吸気エンジンが搭載されていた。

 ちなみにこのモデルを製作した、フロリダのマイク・ヴェッタース・カー・ファクトリー社では、このほかにも映画やTVに使用されるモデルを数多く制作していることで知られている。その企画力やデザインは、すでに18年間にわたってマルチメディアの世界で高く評価されているという。

 気になるボナムスが提示したエスティメートは、8000−1万2000ポンド(邦貨換算約120−180万円)。ボナムスのスタッフがこのクルマを見つけるための宇宙への出張経費どころか、アベオをカスタムした際の費用にも届かない最低落札価格であろう。このクルマにナンバーを取得することができるのなら、いかなるスーパーカーイベントに持ち込んだとしても、注目度はダントツである事は間違いないだろう。落札価格に注目である。

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